• 2016年02月18日

経験者が語る!声優養成所ってどんなことをするの?生き残るポイントを伝授

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声優になる方法で一番メインとなるのが事務所附属の養成所に入ることです。では声優の養成所生になるとどんなレッスンをすることになるのでしょうか?養成所での生活や、周りに差をつけるポイントを経験者がお教えします。無事に声優事務所に所属して、売れっ子声優になっちゃいましょう!

1.どんなレッスンをするの?演技だけではないのです

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養成所に入ると、少ないところでは週1回、多いところでは週5日レッスンを受けることになります。一番多いレッスンはやはり演技レッスンです。

演技レッスンと言っても、台本を読んでの演技しかしないわけではありません。まず最初に、毎回必ずストレッチ・発声練習を行います。やり方は講師の先生によってさまざまです。これは、レッスンが週1回しかない人も家で毎日行うといいですよ。

さて、その後は台本に行く場合もありますが、初心者クラスなどではまだ台本に取りかからない養成所もあります。その場合、即興でとあるシチュエーションを演じたり、感情表現を行ったり、漫才を行ったりと、台本を使わないレッスンもいろいろやることになります。

仲間とグループを組んで事前に考えてきたものを発表したり、ときには一人でスピーチをしたり、たくさんの体験を通じて演技の引き出しや度胸をつけていきます。人前で話すのは慣れてなくて苦手、という人も、このさまざまなレッスンでたいてい慣れることができますよ。

2.いよいよ演技レッスン

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レッスン後半は、お待ちかねの演技レッスンです。講師の人が用意した一つの台本を、何回かのレッスンで継続して扱います。

内容は、実際の舞台で使われる台本もありますが、他にも声優にとって必要な朗読やナレーション原稿も練習することがあります。

複数人で行う台本の場合は、グループを組んでレッスン以外の日に自主練をしなければならないこともあります。絶対声優になってやるんだ!とモチベーションの高い人はしっかり集まって自主練をしてレッスン本番に臨みますが、養成所の中にはやる気がない人も残念ながらいます。そういった人はレッスンに通ってさえいれば声優になれると思い込んでいる場合がありますが、そう甘くはありません。

養成所に入ったら、レッスン以外の時間の使い方もとても大事になってきます。毎日発声練習をするのはもちろんのこと、レッスンで出された課題について、必ず自主練を積んでレッスンに行きましょう。

レッスンは、講師の人に見てもらう発表の場なのです。練習の場ではありません。それをしっかり意識して養成所生活を送りましょう。

3.目標は事務所所属オーディション合格

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たいていの場合、年に一度、本体の声優事務所に所属できるかどうかのオーディションのチャンスがあります。ここで合格し所属するために、一年間頑張ってきたのです。

しかし、当然このオーディションに合格できるのはほんの一握りの人だけです。その一握りに入るかどうかは、この一年間、どれだけ毎日24時間声優になるために頑張ってきたかがカギになります。また、オーディションの内容は事前に知らされますので、必ず万全の体勢で挑んでください。

オーディション内容は養成所によってさまざまですが、自己PR、演技台本、朗読台本の3つを行うのが一般的です。また演技だけでなく、服装や表情・あなたの個性ももちろん重要な審査基準なので、全てに手を抜かずに準備をするようにしましょう。

4.合格のためにレッスンで心がけるポイント

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さて、一番の目標である事務所所属オーディションに合格するためには、具体的にどのように養成所生活を送ればいいのでしょうか。

レッスン以外の日も自主練を、レッスンは発表の場、オーディションには万全の準備を、というのはお話しました。ここでは毎回のレッスンでの振る舞い方のポイントをお話します。

まず知っておいてほしいのは、レッスンを行う講師の人にもある程度事務所所属オーディションの審査権があるということです。当日オーディションの場にいなくても、日々のレッスンの中で優秀な生徒についてはチェックし事務所側に伝えています。つまり、毎回のレッスンがオーディションなのです。

レッスンは一対一ではなく集団で行いますよね。その中では、講師が発表の順番を決める場合もありますが、たいてい挙手して早い者勝ちで発表をしていきます。そこで、必ず毎回真っ先に手を挙げ、講師にやる気を示しましょう。

また、講師の話はしっかり目を見てうなずいたり反応をしながら、真剣さをアピールします。スピーチなど発表をする際にも、講師を審査員だと思って、講師の目を見て発表するようにしましょう。

演技中でも演技以外でも、相手の目を見るというのはとても大切で養成所でも教わることになります。よく頭に入れておいてくださいね。


養成所というと学校だと思ってだらだら過ごしてしまう人も多いですが、実際は、養成所とはオーディションの場なのです。どうしても声優になりたいあなたは、毎回毎回のレッスンでしっかり発表をして、審査員である講師の人にあなたの魅力を存分にぶつけてください。事務所所属は狭き門ですが、これらをきちんと心がければ合格にぐんと近づきますよ。頑張ってくださいね。

この記事を書いた人:秋場カナ