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ゲスト

かのみょんさん

オーディションで1分以内の自己PRがあるのですが、特技を披露するのか、自分がなぜ女優さんになりたいのかを話すのとだったら、審査する側として、興味というか、関心を持てますか?

プロダクションからの回答

あなたらしさを全力で出すことが正解です。
直接面談のオーディションの場合、審査員は1日中、たくさんの候補者と面接をしているケースが多いです。
正直、どんな候補者がいたのかほとんど記憶できていないことがほとんどです。

そのため、選定時には記憶に残った候補者が有力視されるようになります。
どうやって記憶に残るような「あなたらしさ」を伝えるのか、それが女優としての入り口と考えてみてください。

かのみょんさん
はじめまして
具体的なものがわからないので、いまいちど基本の確認を。

自己PRとは自分をアピールする場ではありますが、そもそも1分間であなた自身の全てを伝えることはできません。
その1分間で「この子のことをもっと知りたい。興味が沸いた。話してみたい。好感が持てる」と相手が感じてくれることがゴールポイントです。

「なぜ女優さんになりたいか」というトピックスで話した時に、相手が上記のようなことを感じてくれる内容になっていますか?
特技を披露した時に上記のようなことを感じてくれるパフォーマンスになっていますか?

特技に関しては、見る側の目は確実に肥えています。
なので、例えばアクション何年か習ったからと言って「ただ」披露するのは得策ではないと感じます。
ポイントは全て上記のように感じてくれるかどうかです。

加えてもう一つ自己PRのポイントですが、
「笑顔がチャームポイントです」「努力家です」「忍耐力があります」「明るい性格です」
などを言う方が多くいますが、これらは第3者が感じることであり、自分から言うことは得策ではないです。
例えばプライベートでイメージしてください。
「笑顔がチャームポイントなんです」「僕ってめっちゃ努力家なんだよね」とアピールしてくる異性を好きになれますか?
私は個人的には「なんか押しつけがましい人だな」と感じて好感が持てなくなります。
であれば、笑顔がたくさんでるようなトピックスを話したり、努力家を感じるエピソードを話してくれる方が自然とその気持ちになれます。

頑張ってください