芸能事務所の所属が決定したら

芸能事務所の所属が決定したら

おかげさまでnarrowも正式サービス開始からまもなく1周年。
「芸能事務所に所属が決まりました!」というご報告も、ちょくちょく耳にするようになりました。

しかし芸能人を目指す皆さんにとって、オーディションの合格(芸能事務所への所属)はゴールではなく、あくまでもスタート地点です。
所属が決定してからも、やるべきこと、心掛けておくべきことは山ほどあります。

今回の特集では、オーディションに合格し、見事「芸能事務所への所属が決定した後、何をすべきか?」をまとめました。


1. 所属契約

所属契約

芸能事務所の所属を決める最終オーディションに合格すると、次は具体的な「所属契約」の話に進むのが一般的です。

「所属契約」とは、「私○○は芸能事務所△△の所属となることを同意します」という契約です。
所属契約を結ぶと、(法的にも)契約した事務所の正式な所属タレントとして認められます。

芸能事務所の種類によって、契約の種類も様々です。契約の内容をよく確認せず、気軽な気持ちで契約を結んでしまうと、後々「思っていたのと違う!」という結果にもなりかねません。

契約書の内容がよく分からない、という場合は、決してその場でサインをしないようにしてください。
必ず詳しい人と(未成年者の場合は両親にも)相談してから、契約を結ぶようにしましょう。


2. 所属決定の報告

スカウトを受け付けない

当たり前の話ですが、所属事務所は「一人ひとつ」が大原則です。
一人の人間が、同時にいくつもの芸能事務所に所属することはできません。

もしあなたが複数のオーディションを同時に受けていて、そのうち一つの芸能事務所に所属が決まったとしたら、まだ結果が出ていない他の事務所にも、キチンと辞退のご連絡を入れておく必要があります。

合格通知が出てから「実はもう所属してるんで、無理です」と断ったら、せっかく選考をしてくださった方も嫌な気分になります。
所属がきまったら、自分がどこの芸能事務所に所属になったのかを、関係者全員にしっかり伝えてください。

またnarrow内でも、マイページの履歴書画面でスカウトを「受け付ける」にしていた方は、所属決定後、必ずスカウトを「受け付けない」に設定変更してください。
芸能界は人と人とのつながり、信頼関係を重視する業界です。
関係者には、できるだけ丁寧に、誠実な対応を心がけるようにしましょう。


3. 売り込み・宣材の準備

宣材の撮影

所属契約を結び、身辺整理が一段落した後は、本格的に売り込みの準備に入ります。

たいていの場合、まずは「宣材(営業先の映画会社や制作会社にあなたを紹介するための資料)」を作るための写真撮影が必要になります。

経験豊富な事務所のスタッフやプロデューサーの方が、個人の適性などを考慮した上で、あなたの良さをアピールするための宣材を作ってくれます。

宣材の作成やその他諸々の準備が完了すれば、いよいよ芸能活動のスタートです。
あなたにピッタリの芸能事務所が見つかり、良き芸能生活が送れるよう、narrow一同、応援しています。