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「新しいムーヴメントを作るダンサーを輩出したい」来年『HBDA』開校を前に体験ワークショップでヒントン・バトルが熱弁&熱血指導!
2016/12/22
世界的ダンサーを育てる養成機関『ヒントン・バトル ダンスアカデミー』(HBDA)の都内での開校を来年4月に控え、札幌、大阪、名古屋、福岡、沖縄、東京の全国6都市で、体験ワークショップが開催されました。
『HBDA』では、オーディション審査を通過すれば、トニー賞3度受賞のヒントン・バトル氏を始め、世界的なダンサー講師から受ける3年間のダンスレッスンが行われ、料金は無料。
大きな注目を集める中、体験ワークショップにも大勢の希望者が受講しました。
12月17日(土)には、東京・東京ダンス&アクターズ専門学校にて実施。
受講者が待つスタジオに、「ハロー!」ときさくな笑顔とともに現れたヒントン氏は、「こうやってみんなに会う機会はホントにうれしいです」と挨拶し、バレエ担当のブレストン・ダッガー三世氏、HIPHOP担当のケビン・グラスフォード氏の2名の講師をジョークを混じえながら、紹介します。
さらに本日アシスタントを務めるのは、『眠れるスター目覚ましバラエティ“ハックツベリー” 』(テレビ東京系)のオーディションで、ヒントンから文字通り発掘された松平和希さん、斎藤葉月さんで、2人を「未来のスター」と紹介した後、『HBDA』の概要や理念、さらにはヒントンの半生を熱弁。
日本ではダンサーとして一生食べていくことが、すごく困難で限られているとみんなが思っていると指摘するヒントン氏は、「それを変えたい。素晴らしい才能が日本には眠っているからこそ、しっかりトレーニングして、キャリアとして、ダンサーを続けられる人を育てたいと思っています」と『HBDA』開校の理由を明かします。
そして、今回、バレエとHIPHOPの2種類の体験ワークショップですが、『HBDA』ではリズムタップ、モダンを加えた計4種類のダンスを3年間教えるそうで、「どんなことでも対応できるすごいバラエティに富んだダンサーを輩出していきたい」「自分たちのスタイルを作り上げる、新しいムーヴメントを作るようなダンサーを輩出したい」と理想を掲げるヒントン氏。
9歳からバレエを学んだヒントン氏ですが、15歳の時に『ザ・ウィズ』でのブロードウェイデビューをきっかけに、様々なダンスを学び、現在でもダンサーとしていられるのは「若い頃に努力したからだと思っています」と自負し、「最初から出来ることが大事ではなく、いずれ全部出来るようになればいい。僕はタイツの履き方も知らなかった(笑)」といったエピソードで和ませる一幕もありました。
その後は、バレエバーをセッティングし、バレエのワークショップからスタート。
初心者もいるため、基本中の基本の姿勢から始まり、片足の爪先をもう片足の膝に持ってくる「パッセ」など、音楽に合わせた動作も繰り返しレッスンしました。
休憩を挟み、HIPHOPのレッスンでは、最初から音楽を流し、激しい動きの反復に、全員が汗だくに。
いずれのレッスンもヒントン氏が見守り、時には直接指導をして、最後はケビン氏、松平さん、斎藤さんの3名で一連の流れを全力で披露するように促し、そのキレキレダンスに、拍手と歓声が湧きました。
ヒントン氏は「また会える日を楽しみにしています」と『HBDA』の1期生オーディションでの再会を約束し、記念撮影をして全プログラム終了を迎えました。
なお、『HBDA』の第1期生オーディションの応募締め切りは、12月31日まで。
その他、『HBDA』の詳細は、公式サイトでご確認ください。
HBDA公式サイト:http://hbda.jp/