劇団アルファー

「演劇は時代を映す鏡」と言ったのはシェイクスピアでしょうか。
必然、この世界に身を置く私たちは社会のあらゆる事象にアンテナを張りめぐらし、時代と向き合うことになります。
携帯に代表される情報通信の驚異的な発達は、私たちから便利さと引き換えに何を取り上げてきたのでしょうか。
電車の中、まるで示し合わせたかのように携帯を手にしている人、人、人・・・。
人間同士のコミュニケーションが失われ、共有する価値観も画一化されていく。
そんな時代だからこそ、「演劇」の持つ力を発揮するべきだと思うのです。
人間って悲しい時は「泣くものなんだ！」楽しい時は「笑うものなんだ！」
そんな「当たり前」のことが当たり前であり続けるために・・・