この物語は、誰かの「記憶」ではなく、あなたの「実感」になる。
8月に中目黒キンケロシアターで上演を予定している舞台「群青の空(仮)」のキャストを募集します。
今年、日本は戦後80年という節目を迎えます。しかし、戦争を直接知る世代は年々少なくなり、戦争の悲惨さや平和の尊さを語り継ぐ声も小さくなってきました。
私たちはこれまで、戦争三部作「散りゆくシリーズ」を通して、平和の尊さを舞台で伝えてきました。中高生や大学生の演劇部の若者たちに出演してもらい、演劇を通して戦争の現実と向き合わせることを大切にしてきました。
その中のひとつ『群青に散りゆく』・中目黒キンケロシアター(2023年上演)を、今あらためて若者にわかりやすく、より現代的な形で再構成し、届けることにいたしました。この作品を通じて、世界のどこかで今も起こっている戦争について、そして私たちが享受する「平和」とは何かを、深く考えるきっかけになればと願っています。
今この瞬間が、後に「戦前」と呼ばれぬように。次の世代に「記憶」ではなく「実感」として受け継いでもらうために。演劇の力を信じ、私たちはこの企画を届けます。
男性キャスト(特攻兵並びに上官の役、坊主になれる方)5~8名程度
女性キャスト若干名
募集いたします。
【あらすじ】
アイドルを目指す少女たちが戦争記念館を訪れた。そこで時空が重なり、昭和20年の日本にタイムスリップしてしまう。そこでは、米軍の攻撃で「本土上陸を阻止する」ため最後の特攻隊が編成されていた。
女子挺身隊と間違われたアイドルたちは否応なしに戦火に巻き込まれていく。宿泊先となった家の主人は特攻兵を選択する任務に就き、数多くの若者を戦地へ送っていた。若者を戦火に送り出すことに罪の意識と葛藤があったが、心を捨て任務をこなしていた。
しかし、とある日、男は特攻志願兵の中に息子の名前を見つける。
「なぜ息子が、妻をめとり子供が生まれたばかりである」男は動揺した。
「多くの若者が命を捨て、自分だけが生き残ることなんてできない」と答える息子。その時代に生きる家族を見てアイドルたちは……
応募締切:
(2025年06月25日23時59分まで)
オーディションの詳細
主催 | |
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結果通知日 |
2025年06月30日まで |
ジャンル | 女優・俳優 |
応募資格 |
・心身ともに健康な方(年齢制限はございません) |
応募方法 | 「WEB応募する」ボタンからご応募ください。 |
賞/特典 | 出演料はチケットバック、もしくはステージギャラにてお支払い致します。チケットノルマは御座いません。 詳細は、オーディション合格後に過去の経歴・実績を見て相談の上取り決めさせていただきます。 |
選考の流れ |
1次選考:書類選考(narrowのweb応募) 2次選考:面接(6月末~7月頭)実施予定 |
備考 | ◾️合格後のスケジュール 顔合わせ 7月中旬予定 稽古日程 7月20日ごろからを予定 詳細は決定後に通知 小屋入り 8月13日 場当たり 8月14日 ゲネ 8月15日 本番8月15日(金曜)~8月18日(月曜)全7回公演予定 ◾️オーディション参加費 無料(会場までの交通費はご負担ください) ◾️合格後にかかる費用 稽古場、本番会場までの交通費 ※一部衣装や小道具を自前でお願いする可能性がございます。 |
応募締切:
(2025年06月25日23時59分まで)
このオーディションに関するお問い合わせ先
問い合わせ先 | 特定非営利活動法人 文化芸術教育支援センター |
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info@bungei.org |
※選考の合否に関するお問い合わせにはお答えすることはできません。
※オーディション以外のお問い合わせは、narrowのヘルプよりご確認ください。