演劇で食べていく

演劇で食べていく ~女優・俳優の収入源~

「○○で食べていく」特集シリーズ第2回、今回のテーマは「演劇で食べていく」です。

前回の特集「音楽で食べていく」では、音楽アーティストやミュージシャンの収入源について解説しました。今回は「演劇で収入を得る仕事」、いわゆる女優や俳優の仕事についてお話していきます。


女優や俳優には大きく分けて

・映画やテレビなどの、メディアを中心に活躍する「映像俳優」
・舞台やミュージカルで活躍する「舞台俳優」

の2つの種類があります。

それでは女優や俳優の人たちはどのような仕事をしているのでしょうか?

舞台の幕開け

演劇で食べていくには?


女優・俳優の仕事

女優・俳優の仕事は、舞台や映像作品に出演すること。作品の「出演料」が収入の基本です。
出演料は、俳優としての知名度や実績によって様々ですが、一度名前が売れれば長い間、現役として活躍することができます。
年齢によって演じるキャラクターを変えることで、50歳、60歳になっても現役として活躍する俳優もたくさんいます。

CMや広告に出演することが多いのも、俳優業の特徴です。
作品ごとに異なる役柄を演じる俳優業は、芸能界の他の仕事に比べて特定のイメージがつきにくいため、商品を目立たせる必要があるCMや広告の出演にうってつけの存在なのかもしれません。

また同じ俳優業でも、主な活躍の場を映像の世界に置くか(映像俳優)、舞台の世界に置くか(舞台俳優)によって、演技のやり方や仕事の内容も変わってきます。
「映像俳優」「舞台俳優」、その仕事内容の違いとは何か。順を追って見ていきましょう。