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  • 2019年10月07日

【演技】舞台や映像の本番の緊張と付き合い、いいパフォーマンスをする方法

舞台や映像で演技をする。稽古などではうまくいっていたのに、本番になると緊張しすぎて本来の力を発揮できない、という経験がある人は多いのではないでしょうか。
緊張しすぎてガチガチになってしまうのは考えものですが、全く緊張しないというのも問題で、「緊張する役者はいい役者」という言葉もあるぐらいです。

本記事では、舞台や映像の本番での緊張の付き合い方についてお伝えします。筆者自身も本番前の緊張でどうしようもなくなったことがありますので、経験を踏まえた内容になっています。少しでも参考になれば幸いです。

緊張しない役者は役者失格!? 演劇における緊張とは

「緊張」は舞台や映像の本番でいいパフォーマンスをするのに、避けては通れない要素です。緊張でガチガチになってしまえば、もちろんいいパフォーマンスが出来ませんし、あまりにも緊張感がないと、芝居自体が引き締まらずにつまらなくなってしまいます。

芝居における緊張感は料理に例えると、コショウのようなものです。あまりにも多すぎると、辛すぎて食べられませんし、全くないとなんだか物足りなく感じます。ほどよい量のコショウが料理には求められるように、芝居にも程よい緊張感が求められるのです。

舞台本番での緊張対策:やってきたことを信じる

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本番での緊張対策として、「今までやってきたことを信じる」というのは一つの方法です。
稽古を積み重ねてきて、いざ舞台の本番前。緊張してしまってどうしようもないことがあります。セリフを途中で忘れたりしないだろうか? 今までやってきた稽古の通りできるだろうか? などなど、いろいろな不安が頭をよぎります。不安なことは考え始めるときりがなく、覚えてきたセリフの量は膨大で、その一言一言を忘れてないか? などと考え始めると、不安は増幅するばかりです。

そこで重要なのが、「今までやってきたことを信じる」こと。そもそも、舞台本番で何も意識しなくても稽古通りできるようにするのが、稽古の目的です。ずっと稽古を積み重ねてきたのだから、きっと大丈夫。稽古は嘘をつきません。そしてすでに緊張しているあなたは、やってきたことを信じることによって、適度な緊張感を手にすることが出来ます。きっといいパフォーマンスが出来ることでしょう!

映像本番での緊張対策

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映像の本番は舞台とは違った緊張感があります。「用意、ハイ!」の一言でスタートし、誰かに問題があれば、何度も撮り直し。舞台と異なり何度も撮り直しが出来るというメリットはありますが、その分撮り直しになると周りのスタッフや共演者に負担がかかるので、可能な限りテイク数は少なくしたいものです。
自分の責任で撮り直しになると、何ともいたたまれない気分になりますし、監督から怒号が飛ぶこともあります。そんなことを想像すると、さらなる緊張に襲われることもあります。

筆者自身が取り組んだ方法としてお伝えするのですが、「スタッフや共演者を仲間だと思う」のは、緊張緩和に一役買ってくれました。自分がセリフを間違えてしまったら共演者やスタッフに迷惑がかかるのではないかという心配はありますが、他の共演者がミスしたときもお互い様です。お互いにミスに寛容になるというのは行き過ぎですが、良い作品を創るために「仲間同士で協力し合う」というマインドになったら気持ちが楽になったのを覚えています。

緊張と付き合うには

多すぎても少なすぎても良くない緊張ですが、良い付き合い方が出来ればきっとあなたの力になってくれます。緊張と付き合うキーワードは、「信じる」こと。緊張をうまく活用して、よりよいパフォーマンスを!

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ライター・俳優: 綱斗

綱斗と申します。現役で役者をやっていますので、皆さんの立場を理解したうえでの記事作成を意識しています。書いてほしいテーマがありましたら是非お知らせください!

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この記事を書いた人:綱斗