ダンスで生計を立てたいと思っている方にとってバックダンサーというのは魅力的な職業でしょう。ただ、バックダンサーオーディションは難易度の高いものであり、そう易々とは合格できません。
今回は全てのバックダンサーオーディションで通用する4ヶ条をまとめてみました!基本的な事柄ですが、見落としがちな物ばかりですので確認してみてください!
【第1条】正確に基礎をこなせるようにしよう!
バックンダンサーは正確さを求められています。
その中でもボックスやサイドステップなど、基礎中の基礎は必ず正確にこなせるようにしましょう。
というのも、バックダンサーは数名と踊りを合わせることを前提としており、割合の多い基礎ダンスが揃わないと、見世物として全体的に不恰好になってしまうからなのです。
応用ではなく、まずは基礎から見直してみることをお勧めします!
【第2条】表情を自由自在に操れるようにしよう!
バックダンサーで表情?
そう思われるのも納得ですが、この技術も必須とされています。
悲しい曲調でニヤついてしまったり、楽しい曲調で眉を下げてしてしまうと、せっかくの1曲を台無しにしてしまうのです。
周りの雰囲気に合わせ、表情を変えられるようになると色々なところから仕事の話が舞い込んできます。
バックダンサーとしての商品価値が上がるため、こなせると好印象になりますよ!
【第3条】存在感の調節はある程度できるようにしよう!
目立つべき場所、目立たないべき場所。バックダンサーにはこの2つの場面が訪れます。
大きな振り付けでこじんまり踊っててしまうと、ダイナミックさがなくなってしまいます。また小さな振り付けで躍動的に踊ってしまうと、繊細さが欠けてしまいます。言い換えると曲の枠組みを形作る技術と言えます。
必須とまではいきませんが、売れっ子バックダンサーになるためには必要とされている要素です。オーディションの審査員も注目しているということを、改めて意識しましょう。
【第4条】ダンスルーティーンは素早く覚えられるようにしよう!
最も大事な要素と言われているのが「ダンスルーティーンを早く覚えられるようにする」ということです。
バックダンサーは一度に複数の契約をすることが多いため、覚えなければいけない曲数が多くなってしまいます。一人と契約するだけでも10曲前後覚えると考えてください。
正確に、そして綺麗に踊れるダンサーでも、ダンスルーティンを覚えるのが遅いのではバックダンサーとして効率の悪いものとされます。ですのでプロダクション側は採用したがりません。
また、バックダンサーオーディションに受かったとしても、覚えるのが遅いダンサーは仕事が回らないため、生計は立てられなくなってしまいます。
ダンサー生命のためにも、暗記スピード向上は重要になります。
バックダンサーはあくまでもメインを引き立てる存在です。そのため、バックダンサーオーディションでは個性的なダンスは評価の対象に入りません。むしろマイナスになることもあるのです。
あまり張り切らず、これら4ヶ条を守ることを推奨します。そうすることで、プロダクション側が必要とする人材に近づくはずです。