「アルファベットプロモーション」が主催し、特別講師として斉藤祥太さん・慶太さんを招いて行われた演技ワークショップにnarrow特待生が参加しました。当日の様子をお伝えします!
アルファベットプロモーションとは
SHOUTA、阿部桃子、チャベス愛などが所属するプロダクションです。
(下記、narrow掲載コメントより)
才能を持つ人材を発掘し、育成し、個性に即したマネジメントをしています。
いつも笑顔を大事にしております。
アルファベットプロモーション
斉藤祥太さん・慶太さんプロフィール
1985年11月18日生まれ。
映画「タッチ」、ドラマ「キッズ・ウォー」で活躍!
演技派俳優、斉藤双子兄弟。
兄:斉藤祥太さん
弟:斉藤慶太さん
narrow特待生紹介
崎山理奈
沖縄県出身
女優の夢を叶えるために日々奮闘中!
おでこ全開!りなルーム
講義開始!
まず祥太さんと慶太さんが今までの経歴を踏まえた自己紹介と、今日の趣旨をお話してワークショップ開始!
今回は「オーディションや現場など、役者をする上での振る舞い方、意識の持ち方」についてお話や実技がありました。
真剣に受講生の話を聞く二人。ベストを着ているのが兄の祥太さん、グレーのTシャツを着ているのが弟の慶太さん
1.自己紹介
生徒の自己紹介生徒それぞれに「プロフィール、自分の目指しているもの、強み、趣味、バイト経験、憧れの人」などを入れて自己紹介してもらい動画に撮り、自分のくせやどういう話し方をしているのかについて振り返りました。
あらためて動画を見直してみると、それぞれ髪をさわってしまう、フラフラ動いてしまう、猫背、話し方のくせがあるなど、何かしら自分のくせがでてしまっていることがわかりました。そういった無意識のくせは、オーディションや芝居をする上でも絶対に出てしまうため、自己分析して目立つものは矯正していった方がいい、というアドバイスがありました。
例えば、「チンピラの役」を演じる場合、それぞれが思うチンピラの言葉遣いや動作をすると思うのですが、先ほどの無意識のくせを直さないと、必ず演技に出てしまうそうです。
2.現場での立ち居振る舞い
現場で仕事をする機会をいただけた時、どういう意気込みで仕事に臨むべきなのか、ということについてお二人が話しました。
自分がどういう意気込みで仕事に行くのか、という意識を持ちましょう。例えば台本は自分の役以外の部分も全部読む、知り合いがいた場合も談笑するのではなく、次のシーンの演技について話したりして準備するなど、自分は仕事で来ていて、この現場でどれだけ成長できるかということを考えて行動することが大事です。
3.オーディションへの取り組み方
オーディションを受ける際、また受かったあとどうチャンスをつなげるかについてお二人が話しました。
デビューしたからといって、仕事が自動的に来るわけではありません。有名な二人であってオーディションを受けて落ちることの方が多く、100回受けて1~2回チャンスをもらえるくらいです。これは新人でもベテランでも全く同じ。まずはたくさんのオーディションを受け、その中でいかに今までの経歴や自分自身を伝えられるかが大切。
オーディションに受かった場合、それがゴールではなく、掴んだチャンスに全力を注いで次のチャンスを作るようにします。取り組む姿勢を見てもらう気持ちで臨みましょう。
4.発声練習
先ほど行った自己紹介で声を出した時、滑舌の悪い人が多かったため、次の台本読みに発声練習を行いました。
滑舌が悪くなる原因は口周りが温まってないから。唇を震わせたり、「あー」と発声して喉を温めました。
5.台本読み(実技)
3人一組になり、3回に分けて3つの役を順番に演じました。
(回ごとに意識したポイント)
1回め 元気よくしっかりと発音、声を出し歯切れよく話すこと。
2回め 構成と演じる役のキャラクターを把握し、その場の感情を自分なりに解釈して表現する。
3回め 2回めやったことをより具体的に肉付けしていく。熱量を込める。
斉藤兄弟のお話まとめ
やはり一番成長出来るのは現場です。怒られることもありますが、演技の質を高めることができます。まずはひとつでも多くの現場に行くチャンスを作れるよう行動し、現場では次のチャンスをもらえるよう全力で取り組みましょう。
narrow特待生の感想
このワークショップに参加していたnarrow特待生の崎山理奈に感想を聞きました。
アルファベットプロモーションさんでのワークショップに参加させていただきました崎山理奈です。
昔からTVで観ていたお二人から直接演技指導をしていただきました。内容はセリフを三人一組で読み合わせていき、一つ一つの言い回しや声量など、現場を意識したレッスンでした。一人一人がより良くなるように細かく指摘してくださり、プロの方から本格的なお言葉をいただける機会だったのでもっと喰らい付きたい! と思いました。
お話の中でいちばん印象に残っていることは、「お芝居は上手い下手じゃない。一生懸命役に向き合う事が大事」というお言葉でした。第一線で活躍されている役者さんからそんなお言葉を頂けて、モチベーションがあがりました。いつか共演させて頂けるようになることが、今後の私の目標です。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 今回は斉藤兄弟の、俳優として真剣に取り組んできたからこそ伝えられる貴重なお話がたくさん聞けました。お話の内容はもちろん、十代から活躍しながらも、今もストイックにお芝居と向き合うお二人の姿勢にも学ぶところが多いと感じました。
アルファベットプロモーションでは、今後も第一線で活躍されてきた方を講師に招いて講義を行っていくとのことです。
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