俳優、女優、モデルのためのオーディションでは、数多くの人が応募しているので、そんな中から自分を選んでもらうためには、魅力的な話し方を身に付けて審査員の心に届くように訓練を積んでいく事がポイントです。
今回は、オーディションの場面で審査員の心に届く話し方について解説していきます。
オーディションに挑むためには情報伝達能力を高める事!
オーディションといった場面では、限られた時間の中で自分の魅力を最大限にアピールする力が必要となってきます。
そんな時に心得ておいて欲しいポイントが、
●自己表現能力を鍛える事
●受け答えの反応を素早くする事
●暗記力(台本を渡された時にセリフをすぐに覚える力)
●豊かな言語力
●場の雰囲気に呑まれない事
●場の雰囲気を読む力
●鋭敏な仕草が出来るようになる事
●相手が聞き取りやすいように明るくてはっきりした大きな声で話す事
といった事などです。
こういった点に注意しながら、日々訓練を積んでいくと良いでしょう。
自分の夢を具体的に表現する能力
オーディションの際に、よくある質問が、「何故あなたは俳優(女優、モデル)になりたいと思いましたか?」といった事です。
そんな時にただ「俳優といった職業はかっこいいし、モテるから」とか、「ファッションショーに出たかったから」といったありきたりな返事では審査員の心に響きません。
例えば「私は映画を観るのが好きなのですが、映画の名場面を自分なりの表現方法で再現してみたかったから」とか、「インターネットの動画サイト、YOUTUBEで流れている海外のミュージシャンのプロモーションビデオで踊っている振り付けを真似しながら、それをファッションショーの場面で活かしてみたかったから」といった風に自分のなりたい像のイメージがくっきりと審査員の脳裏に焼き付くようなメッセージを伝える事が大切です。
そのためにはただ漠然と自分の頭の中で思い描いているだけではダメです。
実際に紙に書き記して読みやすいようにまとめてみたり、まとめた物を普段から声に出して読み上げながら、いつどこで誰に尋ねられてもスラスラと返答出来るようにしておく事がベストです。
オーディションの場面では、あがったり、どもったりしがちなので、魅力的な話し方で自分の夢を表現できるように訓練を積んでいきましょう。
これがオーディションの場面でベストを尽くせるコツです。
声域をコントロールして明るい印象をアピールするコツ
声域とは人の声の音の高さの範囲の事ですが、これは自分である程度はコントロールしていく事が出来ます。
オーディションの場面で審査審に好印象を持ってもらうためには、普段の自分の声よりは若干高めで話した方がよく声が通るようです。
いつもの自分の話し方よりは高い声を出す事によって、明るい印象を与える事が出来るので、普段から意識していつもの自分の話し方よりワントーン高い声で話すように訓練していきましょう。
さらに会話の途中に笑顔を入れる事が出来るとイメージアップが図れます。
会話しながら10~20秒おきに自然な笑顔を振りまけるように訓練しておきましょう。
これもオーディションや本番の際にいきなり実行しようとしても、不自然な作り笑いになってしまうので、普段から意識して周りに笑顔を振りまいておく必要があります。
笑顔の訓練は有名人になるための訓練でもあるので、是非毎日の日課として積極的に取り入れていって下さい。
滑舌の訓練を積んでおく事!
オーディションの場面でいくら素晴らしい内容の事を話していても、滑舌が悪いと相手に上手く伝わらない場合があります。
はっきりと言葉を発するようになるために、毎日早口言葉の練習をして下さい。
お勧めは、いろいろな種類の早口言葉を書いた紙をトイレに貼っておいて、トイレに行く度に練習を積む事です。
毎日数十回と練習していくと良いでしょう。
これも洗濯を干しながら、掃除機をかけながらといった他の生活のあらゆるシーンでも練習出来るので、すぐにでも実行していって下さい。
まとめ
今回はオーディションで審査員の心に届く話し方のコツについて解説していきましたが、きちんと理解していただけましたでしょうか?
このようにオーディションで仕事を勝ち取っていくためには、日々いろいろな訓練を積んでおく必要があります。
今回提案した訓練内容も全体的にバランスよく身に付けていく必要があるので、自分で訓練スケジュールを組み立ててしっかり取り組んでいって下さい。