- 2021年04月14日
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多くのオーディションでグランプリを獲得!上海出身モデルの丹遥(ニナ)さんインタビュー
narrowでは、毎月イメージモデルやアンバサダーなど、芸能プロダクションだけではなく、一般企業主催のオーディションを多数掲載しています。
特に最近は、イメージモデルオーディションで、企業のイメージモデルやアンバサダーに選ばれることで、活躍の場を広げている受賞者も増えてきているようです!
そこで、今回は、数々のイメージモデルオーディションでグランプリに選ばれた、上海出身モデルの丹遥(ニナ)さんにインタビューしてみました。
ドラマのようなデビューのきっかけに始まり、SNSで、商品を“魅せる”技や、見ている人を飽きさせない工夫は、誰でも真似できるエッセンスがたくさん。
複数のイメージモデルでグランプリを獲得するのも納得の工夫を、ぜひ、チェックしてください!
芸能界を目指したきっかけは?
中学の時なんですけど、学校の集会で並んでいた時に、突然、私の前に副校長先生が来て、トントンと肩をたたかれて「ちょっと君おいで」と…
突然だったし、何か悪いことしたのかな?とか、すごくドキドキしていたら、学生服のモデルとして、スタジオに撮りに行きなさい…って笑。
もう、何が何だかわからなかったんですが、言われて、初めてモデル撮影をしたんですよね。
その時、テレビで見るような機材だったり、テレビでしか見たことない芸能人が目の前にいて、すごい!!って衝撃を受けました。
撮影から帰ってきたら、学校もワーって盛り上がっていたし、家族も喜んでくれて、芸能界を意識したんですよね。
具体的に、どのような活動をしてきたんですか?
中学の頃のモデルから始まって、中国では、イメージキャラクターとかテレビ番組出演やドラマにも少し出たり、芸能活動を広げていきました。
中国の芸能界は、高校まで活発に活動していたんですけど、高校を卒業してから、縁があって日本に来たんです。
日本に来てからは、コンパニオンの事務所に入って、フリーで自由にいろんな活動をしていました。
フリーで活動しつつ、来日当時、SNSも活発になってきた時期だったので、自分がやっていることをSNSでアピールして、オンライン上で人脈を1つ1つ広げていった感じですね。
ずっとフリーで活動されているんですね!
そうなんです。
活動する中で、事務所の所属も何回も誘われたんですけど、縛りが厳しかったり、自由が利かなかったり…
私はたくさんの人とかかわって、いろんな仕事をしたいタイプなので、1か所にとどまっているのは私らしくないなって思って、ずっとフリーでやってます。
今までいろいろなお仕事の機会はあって、積極的に参加するようにしています。
その中で、コンテスト運営にも携わったことがあって、それまでは自分は選ばれる側にいましたが、主催する企業がどういう気持ちで運営しているのか、わかるようになりました。
今、オーディションをたくさん受けていますが、主催企業にとって、どういう人が良いかわかるんですよね。
見た目だけじゃなくて、人柄や何かあった時のレスポンスが早いかとか、些細な事でもすごく大事なことってあると思うので、いつも大切にしています。
Instagramのフォロワーは2.5万人!
Instagramは、いつから始めたんですか?
Instagramは2015年くらいから始めてますね。
昔、どこかの事務所行ったとき、ある人に「7000人くらいいないと厳しいですよ」って言われたことがあるんですけど、その頃はフォロワーが3000人くらいしかいなくって。
それから、いろんな人の投稿を見ては「いいね」したり、コメントしたり、地道な活動を続けて、徐々に増えていった感じです。
何に気を付けて投稿しているんですか?
映え!!!笑
一言でいえば「映え」なんですよね。
私、自分でもカメラいじってて、撮影もするので、取る側・取られる側、両方の気持ちがわかるんですよ。
例えば、単にモノをもって、にっこりするだけだとつまらないので、自撮りであっても、他人に取ってもらったような写真のほうがいいですよね。
その時、同時に目線や色合いもすごく気にしています。
Instagram全体を見て、「赤が少ないな」って思ったら、赤い服で撮影したり。
あとは、写真の構図も、顔のアップばっかりだったり、同じ角度の写真ばかりだと、見る人たちがつまらないんじゃないかって気になるので、全身入れたり、モノを入れてみたり…
モノを入れる時も、他のインスタグラマーで上手な人を参考にしています。
例えば、モノを撮るとき、影を使うこともあります。手の影や葉っぱの影だったり…
1枚の写真からストーリーが伝わるような、芸術性の高い写真をとることを心がけています。
モノの前後に何かを置いてぼかしたり、逆光や光の具合が素敵な写真を見たら、自分のものにして、撮ってみたりします。
町を歩いていても、この葉っぱの影いいなって思ったら、すぐに撮影します。
他にも工夫していることがあったら、ぜひ教えてください!
写真は、顔をアップばかりしすぎないようにして、アプリで撮らないようにしています。
顔をアップにしすぎると、商品が映えないですからね。
そして、アプリを使ってしまうと、写真が加工されてしまって、自然な影や凹凸がなくなって個性がなくなってしまいます。
写真を作品として考えているので、鏡の中の本当の自分で表現するようにしています。
オーディションはどのように選んでるんですか?
narrowをフォローしているので、興味あるなって商品が出てきたら、すぐ受けるようにしてます。
チャンスは自分でつかむものなので、やらないと可能性って0だけど、やれば可能性が半々になるし、もっと頑張れば、選ばれますからね。
去年の4月から受け始めて、8個くらいオーディション受けました。
大体オーディションの期間は、2か月~2か月半かけて、SNS投稿や面接をしています。
受けているオーディションの商品は、いつも持ち歩いています。
この雰囲気いいなって場所を見つけたら、ストーリーを投稿したりします。
反応があると、すごくモチベーション上がります。
複数のオーディションを受けることがあると思いますが、どう工夫しています?
これ、本当に最近の悩みなんですよ!!笑
服装は、同じでも、手前に写るものを変えたり、背景を変えたり、
目線の違う写真やキャラクターを分けたり、コンセプトや商品から連想して、関係するものを使って撮ってみたり、動画と静止画を使い分けたり…
パッケージのデザインが白っぽければ背景を鮮やかにしたり、カラフルだったら背景を抑えてみたり…
イメージをできるだけ変えていますね。
私は外国人なので、本当は鮮やかなほうが好きなんですけど、シンプルが好きな日本人の好みに合わせつつ、写真の色遣いは調整して、同じ写真のイメージにならないように頑張っています。
この人、いろんなものを表現できるんだなって思われたくって。
ある意味、カメレオンですね。
他の方の投稿ってチェックしていますか?
・・・正直言うと・・・見ます!!ライバルなので。笑
いつも見ているわけではなくって、見たり見なかったりなんですけど、たまに見たときはプレッシャー感じちゃいます。
他の参加者の写真を見ながら、自分の個性が伝わるように、自分の人となりが伝わるような写真にするようにしています。
自信がなくなったときは、まあいいや!って思います。
開き直って、「私は、こういう人間なんです!」「商品をこうやって表現しますよ!」ってことが伝わるように全力で頑張ります。それがきちんと伝わって、主催されている企業に選んでいただけたら、ありがたいなって気持ちでやってます。
オーディションで受賞してから変化はありますか?
オーディションでたくさん選んでいただいているので、最近はInstagramにグランプリになったことは投稿しないので、大きな変化はないんですよね。
ただ、グランプリ取ったらおしまい、じゃなくって、主催されている企業にも恩返ししたいというのがあるので、「この子を選んでよかったな」って思ってもらえるように、商品は継続的にPRをしています。選んでいただいた分だけPRする商品は増えていっています。
これからオーディションを受ける人にメッセージお願いします
チャンスは少ないです。そのチャンスをつかむかどうかは自分次第。
つかまなければ、可能性はゼロ。つかめば、可能性は50%あります。
最後まで頑張れば、さらに可能性は上がります。
ぜひ、チャンスをつかんで、最後まで頑張ってください!!
取材後記
初めてお話しする私に、昔からの友達のように人懐っこくフランクにお話しくださった丹遥(ニナ)さん。この人柄が、オーディションでたくさん選ばれる大きな魅力の一つなんだな、と納得でした。
ご自身でも写真を撮るだけあって、写真の工夫・こだわりはとても参考になることばかり!
ぜひ、今Instagramをやっている方も、これから始める方も参考にしていただけたらと思います。
人とのご縁や恩を大切にする丹遥(ニナ)さんの今後の活躍が楽しみです!
本人からのメッセージ
丹遥(Instagram)
「eco SHAMPOOBAR H2」イメージモデル
「オロビアンココスメアンバサダー」
日中美人親善大使、通販モデル
日中アンバサダー、デザイナー