ナレーターや司会の仕事というと、番組やCMのナレーションや結婚式などを思い浮かべる人が多いと思います。
しかし、それ以外にもラジオCMやニュースのナレーション、珍しいものですと電車や駅のアナウンスや博物館の副音声などがあります。
お仕事の内容は多岐に渡るのですが、ナレーターや司会になるにはどうしたら良いのか、またどんなところに所属することになるのでしょう。
ナレーターになるためにしておくこと
ナレーターや司会になるには、言葉の勉強は必須です。普段、生活をする中で使っている言葉と声を使う仕事ですので一見簡単そうに感じるでしょう。
しかし、皆が話せる言葉を正しく操ることを求められる仕事です。
養成所や専門学校、講習などを受けることで基礎的なアクセントや発声方法を学ぶ必要があります。
もちろん、プロになってからも勉強や訓練を継続していく必要はありますので、プロになってしまえば安心というものではありません。
日々の努力が必要なのです。
プロとしてのナレーターになるには
プロとしてナレーターや司会になるには2つ道があり、フリーで仕事をするケースと会社などに所属して仕事をするケースとに分かれます。
フリーになる場合は、基本的には繋がりがないとなかなか難しいでしょう。オーディションなどを受けたりはできますが情報なども限られてきます。
ほとんどの人は声優事務所や芸能事務所などに所属することになります。他には制作会社やイベント会社などに所属する人もいます。
事務所によっても仕事の特徴があり、テレビや映画などジャンルも異なってきます。
やりたいジャンルが決まっている場合は、あらかじめ調べておいてもいいでしょう。
今、求められているナレーターになる
ナレーターや司会は実力が全ての世界です。求められている仕事ができなければ、次に呼ばれることはなくなってしまいます。
そうです、求められるナレーター・司会になることが大切です。そのためには、自分の引き出しをたくさん持つことが大切です。
ニュースのような原稿からバラエティまでこなせる、幅の広い分野に対応できる技術を身に付けるようにしましょう。
そして、アドリブが求められることもありますので、常に時事ネタを頭に入れておくことも大切です。
まとめ
ナレーターや司会の仕事は1度決まっても番組や企画が終了すれば、そこで仕事は途絶えてしまいます。
次に繋げていくためにも人脈は大切です。ナレーターや司会にはタレントさんなどとは異なり、マネージャーさんなどは付きません。
そのため、クライアントへの挨拶なども自分で行う必要があります。そのため社会人としてのマナーが大切となります。
また、自分をプロデュースする力も求められます。自分をしっかりとプロデュースし、売れるナレーター・司会を目指しましょう。