• 2017年10月02日

プロデューサーって何をする仕事?芸能界での役割は?

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プロデューサーと聞くと、どんな印象を持ちますか?芸能界の中でも、華やかな印象で一番偉い人というイメージを持つ人も多いでしょう。
プロデューサーは責任がある分、やりがいも大きい仕事です。
今回はプロデューサーの仕事と役割についてご紹介します。

プロデューサーってどんな仕事をする人?

プロデューサーは映像・音楽・広告・テレビゲームなどの作品を制作するにあたって、その制作全体の統括を行います。
制作の全般にわたっての責任者で、全ての決定権を持つことになります。

芸能界ではテレビやラジオ、映画などの制作現場での責任者の他、アイドルグループなどのプロデュースを行なっている有名プロデューサーもいます。
仕事内容は多岐にわたっていて、番組作成の企画から放映終了まで、その番組のありとあらゆることに関わって行きます。

よくディレクター(監督)と混同している人がいますが、ディレクターは作品の制作に関する責任者で、 プロデューサーはその作品をどうやって作り、どのように多くの人に視聴してもらうかを、トータルで考え、指揮していく総責任者です。
プロデューサーとディレクターは、二人三脚で作品作りを進めていく関係になります。

プロデューサーの具体的な仕事とは?

プロデューサーの仕事内容は、番組の企画の段階から始まります。ディレクターなどと企画会議を行い、番組コンセプトや内容を決め、企画が出来上がったら、上層部や番組を管理する部署などに企画書を提出、制作を認められたら、そこから番組作りが始まります。

予算の管理、スタッフや放送作家の招集、出演者やタレント事務所への出演交渉、宣伝広告など、番組を成功させるために必要なさまざまなことが、プロデューサーの責任で行われます。
番組が成功すれば、その手腕が認められて信用もされますが、失敗に終われば仕事が減るなど、実力次第の厳しい仕事でもあります。

また人脈を広げることも重要で、周囲からの信頼があればこそ、自分の作りたい作品も手がけることができるようになっていきます。

プロデューサーの芸能界での役割

プロデューサーは、番組制作全体にかかる予算のやりくり、スタッフの調整、宣伝活動、キャスティングなど、幅広い仕事を行うので、業界に関する詳しい知識がなければ仕事になりません。

出演者のケア、制作スタッフのスケジュール管理、多くの視聴者に見てもらうための広告戦略などの他、番組に関するコンプライアンスのチェック等々、全てがプロデューサーの管理の下で進んでいきます。

特にテレビ離れが加速していると言われる現代には、多くの視聴者が見たいと思える面白い番組、良い番組が作れるプロデューサーは、芸能界にとっても大切な役割を担っていると言っても良いかもしれません。

まとめ

プロデューサーと聞くと、芸能人の知り合いもたくさんいて、華やかな仕事というイメージがありますが、その内容は意外に地味で厳しいものです。
でも自分の手がけた作品が世に発表され、良くも悪くも評価されるというのは、それだけやりがいも大きいのではないでしょうか。

将来的にプロデューサーを目指すのなら、まずはその業界で色々な知識を身につけながら、しっかりと経験を積んでいくことが大切です。

この記事を書いた人:nana