最近の芸能界では、ダンスの重要性が高まっています。アイドル戦国時代の中、歌って踊れるアイドルの需要アップ、ミュージカル出演など、ダンスが必要な場面は多岐に渡ります。それに伴い、ダンス審査のあるオーディションも増えています。
では、ダンス初心者がオーディションで合格できるダンス力を身につけるためには、何を行えば良いのでしょうか。
曲に置いて行かれないリズム感をつける
ダンスはたいてい、リズミカルな音楽に合わせて踊りますよね。アイドルの振り付けでも本格的なダンサーでもそれは同じです。まずはリズム感を養うことです。
普段あなたが曲を聴くとき、どこに注目して聴いていますか?歌手の歌でしょうか?ギターの音でしょうか?実は、リズム感を養うにはドラムの音に注意して聴くことが大切なのです。
ドラムは常にリズムを刻んでいます。それに合わせて手拍子をする、身体を動かすなどして、リズムに乗る練習をしましょう。そういうクセをつければ、オーディションで初めて聴く曲にも対応できるようになりますよ。
一度にやろうと思わない!まずはステップを攻略
リズム感がつかめたら、次は実際に身体を動かしてみましょう。まずは簡単なステップから始めます。リズムに合わせて左右にステップを踏んでみましょう。
最近は激しいダンスを取り入れたアイドルの振り付けも多く、初心者にはとても有効な練習になります。何か1曲、実際の振り付けを見ながらステップだけ合わせてやってみてください。意外と難しい曲もありますよ。
ステップが慣れてきたら、手の振り付けもつけます。まずは1つの振り付けについて、完璧にコピーしてみましょう。ダンスの上達は、マネをすることから始まります。オーディションのダンス審査でも、振り付け師の人の動きをマネすることになります。事前に振り付けをコピーする練習が必要です。
基本中の基本!身体を柔らかくする
いくら振り付けを覚えていても、身体が思うように動かないという場合もあります。ダンスにはストレッチが大切です。身体を柔らかくして、多彩な動きができるようにします。オーディションで初めて見る動きをやることになっても対応できる身体作りです。
身体の固い人でも、しっかり毎日ストレッチをすれば次第に柔らかくなっていきます。最初はきついかもしれませんが、痛みを感じるところでグッとこらえて数分間維持します。毎日行えば無理なくできるようになってきますよ。
ストレッチは事故防止や筋肉痛緩和にも繋がるので、ダンス練習の前後には必ず行うようにしましょう。
ダンスがある程度できれば、アイドルユニット加入やミュージカル出演など、タレントとしての可能性も広がります。
何も難しいダンスができる実力をつけろと言うのではありません。最低限、エンターテイメントとして見せられる程度のダンス力を身につけておくと、オーディションでも売りになります。ぜひ今日から挑戦してみてください。