• 2018年03月02日

インド国際映画祭・ノイダ国際映画祭 審査員特別賞受賞!全国上映映画「私は絶対許さない」主演 西川可奈子さん特別インタビュー!

インド国際映画祭 ・ノイダ国際映画祭 審査員特別賞受賞!4月7日テアトル新宿公開を皮切りに全国上映が開始される映画「私は絶対許さない」の主演 西川可奈子さん(ケィ・サイド所属)にnarrowの皆様のために特別にインタビューにこたえていただきました!narrowユーザー20名様に試写会の招待もあるので、是非ご応募ください♪

西川可奈子さん(ケィ・サイド所属)特別インタビュー

■プロフィール
・氏名:西川可奈子
・出身:大阪府
・趣味:料理 温泉
・特技:整理整頓
・ジャンル:女優
・芸歴:小劇場から商業演劇まで舞台経験を経てテレビや映画に出演。主演映画「私は絶対許さない」が近日公開される。

インド国際映画祭 ノイダ国際映画祭 審査員特別賞受賞、4月7日テアトル新宿公開を皮切りに全国上映 映画「私は絶対許さない」の主演、 本当におめでとうございます!

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ありがとうございます。この作品自体とてもセンセーショナルな内容になっておりますが、実際に起きたお話です。
性犯罪というのは世界中で社会的に問題視されている事でもありますので、海外で注目頂けるというのは、とても心強いものとなりました。

今回、どのような経緯で出演が決定しましたか?

オーデションです。約半年の期間を経て主役に選んで頂きました。

オーディションへの応募や出演を決めた理由はどのような点でしょうか?

原作を読ませて頂いた時、主人公の衝撃的な体験に私の感情はとても乱れました。恐怖、怒り、悲しさ、淋しさ、形容し難い色んな想いを背負った彼女を自分が演じることが出来るなら、それは絶対にやりたいし、女優として挑まなければいけない!と強く思いました。
もちろん、過激なシーンがあるわけですから不安が無かったのかと聞かれると嘘になりますが、出演への迷いは一切ありませんでした。
その決意が更に固まったのには、いつも側で全力で守ってくださる事務所の川端社長の存在が大きいと思ってます。

出演が決定してからの準備、取り組み、流れを、 芸能活動の経験の少ないnarrowのユーザーにわかるように、 教えていただけますでしょうか。

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実話ですので、実際にご本人が今現在いらっしゃるわけです。出来る限りご本人の想いを忠実に演じたいと思っていました。幸い、作者と対面の機会を作って頂くことができましたので、ここぞとばかりに立ち入った質問を幾つもさせて頂きました。やはり、自分の中での想像だけでは限度があります。
ご本人に伺えるというのはとても貴重な事でしたし、その時得た自分の感情もそのまま役に活かそうとも思いました。

撮影期間はどのくらいで、他にどのような仕事を並行してやられていて、 というような、撮影期間をどのように過ごされていたかも、 差し支えのない範囲で教えてください。

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この作品一本に集中して取り組ませて頂きましたので、撮影期間中の約3週間は役にも集中できたかと思います。
それもこれも、この作品に一生懸命になって動いて下さっている方々がいての事です。

毎日現場に入れる事の幸せを噛み締め、感謝の気持ちを忘れずに日々過ごしました。スタッフさんの名前は全員言えるようにしてましたね。

今回楽しかったこと、嬉しかったことはどのような点ですか?

実はロケは北陸で撮影したのですが、撮影時になくてはならない雪が全部溶けてしまっていたのです。雪なしでは成立しない内容でしたので、ゾッとしましたね。
結果どうしたかというと、地元の方々の協力も得ながらスタッフの皆さんが積雪地から4トントラック2台めいいっぱいに雪を詰んで運んで下さり、その雪を何時間もかけて敷き詰めて下さいました。屋根の上、木の上、カメラに映る範囲全てにです。
その時スタッフさんから「みんな君のためにやってるんだよ。」と言われ、有難い気持ちはもちろんの事、背筋が伸びて更に身が引き締まったのを思い出します。

逆に、大変だったことなどございましたら教えてください。

この映画は主観撮りという撮り方に挑戦しています。主人公の目線で物事が映し出されるわけです。
私の側には常に至近距離でキャメラマンの高間さんがいて、私の目の動きに合わせてカメラも傾きます。一心同体となって動いています。
競技の二人三脚ってあるじゃないですか?その縦並び状態です。特に雪の中を走るシーンは本気で一緒になって何度も何度もこけましたので、リアルなアザが沢山できましたね。

今回の映画の見どころや、是非知って欲しいということがありましたら、 お伝えお願いします。

この作品は事実をそのまま忠実に、そして主観撮りでよりリアルに主人公の世界が映し出されています。目を覆いたくなるほどのセンセーショナルな内容ですが、この事実を目を背けず観ていただきたいです。
日本でも性犯罪率少なくはありません。事件数に上がっていないだけで泣き寝入りされてる方が多いのです。
自分が幸せになる事が復讐なんだと気づかれるまで紆余曲折があったものの、作者の前向きに生きられているその想いや姿勢が一人でも多くの被害者の方の励みになればとも思います。

そして、この作品は脇で支えて下さった豪華なキャストさん、監督をはじめとして、脚本や音楽や編集など、錚々たる大ベテランのスタッフさん方のお力添えがあって成立しています。とても贅沢な環境でやらせて頂きましたね。そこも注目頂く一つの要素だと思います。

ケィ・サイドさんにはnarrowから50人程度新人がお世話になっております。 引き続き良い方がいたら採用したいというご意向と伺っていますが、 西川さんからみたnarrow出身者の印象と、 「こんな子に応募してきてほしい」というご意見があればお願いします。

俳優になりたい人は沢山います。
やる気のある子も沢山います。その中で主張するには誰よりも熱量がないといけません。口では何とでも言えますが、本当に熱量があれば、行動が伴うはずですし、そのやる気は目から滲み出て、相手に伝わるのかなと思います。
私もまだまだスタート地点に立てたばかりです。それまで10年かかりました。辛抱強い粘り強さも必要だと思います。
つまり、やる気だけでなく根気や粘り強さも備わっている方ですかね。

引き続き西川さんのご活躍、ケィ・サイドさんのご発展、narrow出身者の活躍を応援していきます!

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ありがとうごさいます!私もまだまだこれからです!narrow出身の若い方々のエネルギッシュな刺激も頂きながら、初心を忘れず、日々精進したいですね。

取材協力:ケィ・サイド
業界歴50年を超える老舗芸能プロダクション。
大と呼称される大物俳優、大女優と呼ばれる俳優、女優を輩出してきました。
俳優、女優の仕事を一生の目標と考え、地に足をつけた活動のできる方を求めています。
演技経験のない方、より演技力を身につけたい方には、弊社所属の俳優たちが直接指導するワークショップもあります。

開催中のオーディションはこちら
https://narrow.jp/audition/3679

この記事を書いた人:narrow運営チーム