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  • 2019年06月20日

Instagram・Twitterフォロワー10000人超えの多彩女子に聞いたフォロワーの増やし方!田ケ原 恵美さんインタビュー

Instagram、TikTok、TwitterなどSNSで活躍している子にSNSについていろいろ教えてもらうこのコーナー。第4回はフォロワー10000人以上のInstagramを通じて読者モデルやPRの仕事をしながら、株式会社Voicyの広報として働くなど、多彩に活躍されている田ケ原恵美さんにお話を伺いました!

自己紹介をお願いします。

田ケ原恵美、25歳です。趣味はインターネットサーフィンで、何でも調べちゃいます。アイドルやSNSのことを調べるのが多いかな。特技は歌で、aikoさんやJUJUさんなどJ-POPをよく歌います。
芸能界で目指している方向性はタレントです。また話す仕事は続けていきたいと思っているので、キャスターやレポーターなどもやれたら嬉しいです。

Instagramを始めたきっかけはミスコン

Instagramのアカウント名、始めた時期ときっかけ、フォロワー数を教えてください。

@tagaemi_ です!
https://www.instagram.com/tagaemi_/

大学のミスコンがきっかけで2015年の8月に始めました。フォロワーさんは1万人ちょっとくらいです。

投稿のテーマがあれば教えてください。

基本はメイク・コスメなどの美容情報にしています。ほかにもアウトドアイベント参加したり、カフェやレストランなどの出掛けた先で素敵なものがあったりすれば紹介しています。またメディアに出演する予定がある際に出演情報を発信することもあります。

Instagramには田ケ原さんご自身の写真もたくさん載せられていますが、Instagramに載せる自分の写真のこだわりがあれば教えてください。

私は完全に「これはInstagram用の写真」というのを決めて他とは分けて撮っていますね。2つに1つ、交互に自分の顔がしっかり写った写真を投稿するようにしています。写真でこだわっていることは、明るめの服を着て顔映りがいいようにしています。といいつつ、目立たない色の服も着てるんですけどね(笑)。

最低1日1回投稿。こだわりは「ハッシュタグの数」と「投稿時間」

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投稿についてこだわりや、フォロワーを増やすために努力したことがあれば教えてください。

タグは絶対に30個つけると決めています。「Instagramにつけるハッシュタグはあんまり多すぎないほうがいい」という説もありますけど、タグを通じて知ってくれる方が増えやすくて。私はそうやってアカウントを大きくしてきたので、上限いっぱいの30個つけます。あとは継続して発信することですね。

頻度としてはどのくらいですか?

毎日1回は最低でも投稿するようにしてます。それ以外に投稿時間も見てました。どのくらいの時間に投稿すると自分のフォロワーさんがいいねをくれるのかなと、いろいろ試してみたんですが、結果的に夜目に付きやすいということがわかって、夜の21時前後に投稿することが多いです。

やはり夜のほうが見てもらいやすいですか?

朝だと夜のうちにたまったものがたくさんあるので、見てもらえない可能性も多くて。夜だとその時間に定期的に見ている人が多いので、目に付きやすいのかなと思いました。

逆にうまくいかなかったことがあれば教えてください。

始めたばかりのとき、特にテーマを決めずに自分の写真ばかり載せていたら思うように伸びなくて。やはり一本コンセプトを決めて発信したほうが効果があるとわかりました。

Instagramがきっかけのお仕事はどんなものが多い?

Instagramをやっていてここが大変だった、困ったということがあれば教えてください。

ありがたいことにいろいろな会社さんから「こんな仕事やりませんか?」と声をかけていただきます。ただ、中には得体の知れない会社や人からの依頼があることがあって。いきなり「~に来てください」とか「住所教えてください」とか……

女性ですしそういうのは怖いですね。やはりInstagram経由でお仕事の依頼がくるんですね。

そうですね。とはいえ先ほどのはあくまで一例で、もちろん多くはありません。そもそも連絡をいただけることは嬉しいので、できるだけ気軽に問い合わせしていただけるように動線作りはしています。あとは読モの友達が紹介してくれることが多いですね。

友達経由なら安心ですね。Instagram関連の仕事はどんなものが多いですか?

やっぱり商品を紹介してほしい、というものは多いですね。イベントもあるんですけど、だいたいイベントも商品ベースなので。

Instagramでの発信について、人にアドバイスをもらったり相談することはありますか?

あります。自分の写真について、友達に写真を送って、どっちの方が写りがいいかどうか見てもらうようにしています。そうすると、案外自分がいいと思ったものではないものが選ばれることが多くて。どうしたら興味を引けるだろう、と周りの目線を気にするようにしています。

芸能界は『自分じゃないといけない理由』が必要な世界。強いファンづくりのために続けている発信方法

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田ケ原さんはVoicyの広報としてもご活躍されていて、音声業界を盛り上げたいとおっしゃっていますが、そう思っていらっしゃる理由を教えていただけますか。

声にはすごく可能性があると思っているからです。

少し話が長くなっちゃうんですけど……芸能界のお仕事を本格的にはじめたのはミスコンをきっかけにSNSを頑張っていたことでオファーをいただけるようになったからなんですが、実はミスコンに出たきっかけがとある大手事務所のオーディションで最終選考で落選してしまったことだったんです。それで悔しくてミスコンっていう。

そんなきっかけがあったんですね。

そのオーディションの最終で一緒にだった子たちとは今も仲良くしています。中には合格して事務所に入った子もいます。話を聞いていると、どちらがいい悪いという話じゃないけど、プロモーションの方向性が決まっていることもあってコマの1つのように扱われているようにも感じました。「ある程度かわいくて歌が上手い子」なら誰でもよくて、次から次へと使いまわしできる業界なんだなと痛感しました。

私自身も何度か事務所とご一緒させていただいたり、お仕事させていただいたりしたんですけど、やっぱり『自分じゃないといけない理由』を作らないといけないなと思ったんです。例えば顔がかわいかったとしても、華やかな世界に憧れた若い子がどんどん出てくるので、20代後半になったときに残れないなって。

音声メディアには『自分じゃないといけない理由』を作れる可能性がある、ということですか?

はい。もっと自分のキャラクターを好きになってもらったりとか、トーク力を上げていかないと先がないなと思っていたタイミングで、Voicyの放送をはじめたんです。そうすると、外見ではなく人間的な部分で自分を好きになってもらえる実感があったりとか、トークが上手になってるっていう成長実感があったりとか、人を喜ばせられているっていう感覚がすごいあったんですよ。そういった意味で音声で発信することってすごい可能性があるなと思っていて。この可能性や魅力をもっといろんな方に知ってもらうために、自分でもこの会社やサービスをもっと大きくしたいと思ったのがきっかけで今の会社に入社しました。

へえ……! ちなみにnarrow経由でもお仕事されたことがあるとお聞きしましたが、どのような経緯でしたか?

はい、オーディションでラジオのお仕事をいただいたりとか、事務所さんからスカウトいただいたりとか。narrowはライトにメッセージを送り合えるので便利ですね。
オーディションサイトっていくつかあると思うんですけど、メールを送らないといけないサイトもあって、そういう意味でハードルが低く、使いやすいです。

インスタグラマーと会社員の二足のわらじ。自分の働き方を見せることで、誰かの新しい世界を広げるきっかけを作りたい

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何て言ったらいいんでしょう……芸能で食べていくことだけが正解だと思わないようにしたくて、みんなが。

地下と地上の間くらいのアイドルをやっている友達も多いんですけど、みんな「アイドルを辞めたら終わりだ」と思っているんですよね。それは彼女たちが長期的に見ていつまで続けられるかということを考えたときに、みんな「年齢」を理由にどこかで諦めるんだろうなと思うんです。

でも私はそこで、芸能だけでやっていくことを考えて諦めてしまうのがすごくもったいないなと思っていて。だってアイドルって、SNSもダンスも歌のレッスンも頑張らないといけないし、自分をどう見せるかだけじゃなくて、チームでどう見せるかも大事でそこまで考えて活動するんですよ。人事とか広報とか、やる気があれば他の何ででも活躍できるはずなんです。だからこそ、私が普通の仕事をしながら芸能活動を続けたり、SNSでしっかり食べていけてるということを見せることで、誰かの新しい世界を広げるきっかけになれたらいいなと思っていますね。

ーすっごくいい話です……自分のことだけではなく全体のこと、今だけでなく先のことを考えていらっしゃる。

写真ではキメを作り、音声では素を出す。どちらも毎日コツコツ続けられることが何にも変えられない価値

写真(Instagram)と音声(voicy)で、発信する内容を分けていますか?

分けています。写真はキメというか、ある程度作る必要があるかなと思っていて、音声はもっと自分のことを知ってもらえるような、話をラフにするようにしていますね。voicyではテーマをかっちり決めるっていうよりは素を出すようにしています。

確かにTwitterできつい印象がある人も、voicyで声やお話を聴くと人柄が伝わって好きになったりしますよね。voicy発信のこだわりはありますか?

Instagramもそうなんですけど、毎日コツコツ続けられることが一番の、何にも変えられない価値だなと思ってるんですよね。何にしてもやるって決めたことはとにかく毎日やるって決めてて。毎朝6時半に起きて録っています。

すごい。1本撮るのにどのくらいかかるものですか?

私は30分くらいで収録してますね。携帯で録ります。

毎日やるのって大変ではないですか?

大変ですけど、もう慣れました。全部そうですけど、発信してると誰かが見てくれるようになるので、それで自分がモチベートされていく感じはありますね。もう習慣になってます。

いろんな方に「自分の世界はもっと広い」と思ってもらいたい

芸能活動と会社員としてのお仕事。両方やってみて感じることはありますか?

私がやりたいことの全体でいうと、いろんな方、特に芸能界にいる若い女の子たちに「自分の世界はもっと広い」と思ってもらえるようにしたいなと思っているのが第一目標としてあって、それに対して「SNSなどを使って、タレントという仕事で活躍すること」と「会社で働くこと」の二つを置いているんですね。

SNSのほうは、自分のことをもっと好きになってもらうためにInstagramやTwitterやvoicyを使い分けるイメージで、会社のほうは「そういう活躍の仕方もあるんだ」ともっと思ってもらうための場所を作りたいし、声で活躍する人を増やしたい、と思っています。

今「フリーランスになろう!」みたいな考え方を発信している方が多いですが、その流れとは逆をいってらっしゃって、自分なりの考えをお持ちなんだなと思いました。

私もいつかはフリーランスになりたいと思うこともあります。ただ、今の会社に入って気づいたんですけど、個人で食べていくって自分の能力値だけでやっていくということだと思うんです。最高が100で、その中でどこまで高めていけるか、みたいな「専門性」を高めるイメージ。

一方で、組織で食べていける人って、「専門性」にプラスして「人間性」がとても高い。例えばもし自分ができないことがあったとしても、他の人に助けてもらえる能力がすごく高いと思うんですよ。そうなった時にひとつの仕事に対して自分一人で100やるよりも、他の人と合わせて60+60で120になるほうが楽しいんだろうなって最近気づいて。

他の人と協力したり、エンパワーして大きくしたりしていくほうが自分のことも自分の身近な人たちもハッピーにできて、好きな人たちも増えるし、ハッピーが二倍以上になると思っている感じですかね。

ー働き方の選択肢が増えることはいいことですが、流行っぽくなっていことには怖さも感じます。田ケ原さんのように、しっかり自分の経験も込めて考えていらっしゃる方のこういう意見は参考になる方が多いのではないかなと思います。

まだ誰もやっていないことに挑戦し、新しい何かを作りたい

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多くの人に『自分の世界はもっと広い』と思ってもらいたい、という壮大な目標をお持ちの田ケ原さん。直近で何か新しく挑戦したいことはありますか?

今までラジオや雑誌の仕事が多かったので、テレビの仕事を増やしていきたいなと思っています。そして、もっとたくさんの方に知ってもらえるようにSNSも頑張ります!

ファンの人やこの記事を見た人に一言お願いいたします。

まだ誰もやってないことに挑戦しながら、新しい何かを作れたらいいなと思っているので、見ておいてもらえたら嬉しいです!

ーありがとうございました!

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この記事を書いた人:narrow運営チーム