どんな審査があるの？アイドルオーディションの攻略方法

きらびやかな衣装を着てステージに立ち、スポットライトを浴びて輝くアイドル。今回はアイドルの登竜門・アイドルオーディションについて詳しくご紹介します。ぜひ、憧れのアイドルへの第一歩を踏み出してみてください。

一般的なオーディションでは、複数回の審査を経て合否が決定されます。一次・二次審査だけで終わるものもあれば、三次・四次……と続くものもあり、オーディションの規模によって審査の回数はさまざまです。

では、実際の審査ではどのようなことをするのでしょう。以下に、各審査の主な内容をご紹介します。

一次審査では多くの場合「書類審査」が行われます。自己PRや志望動機、プロフィール写真などを記載・添付した応募書類を提出し、合格すると次のステージ（二次審査）へと進むことができます。

オーディションによっては何万通という応募書類が送られてきます。そうした中で一次審査を突破するには、審査員の目に留まるものを提出する必要があります。相手に興味を抱かせる自己PRや志望動機を作成する、自分の魅力を最大限に引き出したプロフィール写真を用意するなど、しっかりと準備を整えて審査に臨みましょう。

一次審査を無事に突破すると、二次審査に進みます。一般的な二次審査では面接が行われ、歌やダンスを披露したり、審査員からの質問にその場で答えたりします。二次審査は一人ずつ行われることもあれば、数人単位のグループで実施されることもあります。

グループ審査の場合は、審査員だけでなく、他の応募者たちも見ている前で自己PRをしなければなりません。いざという時に緊張でガチガチにならないためにも、あらかじめ色んなケースを想定してシミュレーションをしておくと、落ち着いて本番に臨むことができます。

先にも述べたように、規模の大きなオーディションでは、三次審査、四次審査……とさらに審査が続くケースもあります。三次審査以降の審査内容はオーディションによって異なるため一概には言えませんが、歌唱審査、ダンス審査、最終面接などが行われる場合が多いようです。

ただ漠然とオーディションを受けても合格することはできません。あまたのライバルたちを押しのけてデビューを勝ち取るためには、攻略ポイントをしっかりと押さえておくことが大切です。そこで以下に、絶対に押さえておきたい主な攻略ポイントを挙げてみました。

オーディションでは、限られた時間の中で「自分」という存在を最大限にアピールしなければなりません。そのためには、自身のセールスポイントを簡潔かつ的確に把握しておく必要があります。

自己PRの際に「好きな食べ物は〇〇で趣味は××です。明るい性格で友達作りが得意です」というような内容の話をする人がいますが、これでは自己PRではなくただの自己紹介です。「私のセールスポイントは、まわりの人を楽しい気持ちにさせられる明るい性格と笑顔です」とアピールしたいポイントを絞ってPRした方が、審査員に強い印象を残すことができます。

また、「〇〇歳から歌のレッスンを頑張ってきた」「××歳からダンスを続けてきて昨年のコンクールでは優勝した」など、アイドルになるために努力してきたことを具体的な例を挙げてPRするのも良い方法です。

自分が理想とするアイドル像に自分自身を近づける。そんな自己プロデュース力を身につけるのも、アイドルになるためには必要な要素です。

たとえば、可愛くて元気で明るい、いわゆる「王道アイドル」を目指すのであれば、容姿も言動も自分がイメージする「王道アイドル像」に近づけていく必要があります。

「なりたい自分」の姿をしっかりとイメージし、それを叶えるために自分で自分をプロデュースする能力を身につけることは、大勢の参加者のなかからオーディションを勝ち抜くために大切なものだと言えるでしょう。

私たちがテレビや映画、ステージで見るアイドルたちは、どんな時でもきらきらと輝いています。しかし、その輝きは何の努力もなしに手に入れられるものではありません。容姿の手入れや体調の管理はもちろんのこと、歌やダンス、演技の厳しいレッスンを受けるなど、一流のアイドルほど影の努力を怠らないものです。

アイドルを目指すのであれば、自分磨きは基本中の基本です。お肌の手入れや体型の維持など容姿にかかわる部分はもちろんのこと、どんな時でもへこたれない強いメンタルを養うこともアイドルには大切です。

面接の場でちょっと厳しい質問をされた程度ですぐに泣きだしてしまうようでは、オーディションを突破するのは難しいでしょう。外面だけでなく、内面の自分磨きも怠らないことが大切なのです。

以上、アイドルオーディションの攻略方法についてご紹介しました。華やかなステージでスポットライトを浴びるアイドルたちも、もとは普通の女の子です。努力をし、オーディションを勝ち抜くことで、いまの輝く姿を手に入れたのです。

「厳しいオーディションを勝ち抜いてでもアイドルになりたい！」そんな熱い想いを持っている人は、ぜひ上記にご紹介した内容を参考にしてみてください。