• 2016年04月25日

面接に呼ばれる、「書類選考が通る」履歴書の作り方

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オーデションしかり、社会人採用面接しかり、アルバイトの面接においても書類選考が無いというケースは今や目にすることはありません。書類選考の目的はテキストベースで経歴を確認することの他に、紙ベースでの表現力を見る場です。今回は、効果的な書類選考のノウハウについて書いていきます。

選考者の目線で書類選考を考える。

Web履歴書にしても、最大でもA4用紙2枚程度の量が通例で、応募者にとっては足りない!という意見もあるようですが、選考者はあなたと同じような候補者の書類を何枚も見ないといけないと考えると、むしろ多いかもしれません。会ったことも無い人の履歴書は、実際5人分も見れば、誰が誰だか・・・?と、記憶が薄れてしまうものです。

何人見ても忘れられない履歴書にするためには、初見5秒間で心を鷲掴みにする、ビジュアル、キャッチフレーズの活用を戦略的に行うことがポイントです。

プロフィール写真であなた本来の魅力を表現する。

「百聞は一見にしかず」と言うように、聞いたり、文字を読んだりするよりも、ビジュアルの持つ訴求力は計り知れないものがあります。ただ単に、自分の顔、スタイルなどをアピールするだけでは、他の候補者と差別化はできないので、あなたならではの特技、経歴、生まれなどを象徴するアイテムや場所で撮影をした宣材写真を用意してみてください。

例えば、楽器が得意なモデル志望の方であれば、自慢のスタイルを十分に見せつけながらも得意の楽器を演奏している構図での宣材写真にしたり、とにかく漫画を読むのが好きなアナウンサー志望の方であれば、漫画を読んでいるにもかかわらず知的さが伝わる設定にしたりと、ただ単に自分を撮るのではなく、アレンジをしてみましょう。

変わった写真でしかも、しっかりとした設定と構図であれば、説得力と訴求力のあるプロフィール写真になります。提出できる写真の枚数の違いはありますが、書類選考で使える写真には全てこのメソッドを適用して提出することがいいでしょう。

自分で自分にキャッチフレーズをつける。

最初に書いた通り初見5秒で鷲巣掴みにできる履歴書にするのが目的です。プロフィール写真・宣材写真の効果が2秒で、その好印象のまま残り3秒であなたを鮮烈に印象づける端的な言葉で相手にインプットさせます。

絵を描くのが得意な高校生であれば、年間●●●枚の絵を描く高校生、毎日自転車で山道を通学している読者モデル志望者であれば、月間●●●Kmを走破する脚力を持つモデルなど自分が日々普通にしていることで数パターンキャッチフレーズを作ってみましょう。
声に出して読んでみて、自分でしっくりくる物があなたを表現するのに適したフレーズである場合が多いです。
この時●●●などのように数字で表現できるものがあれば、より説得力が上がります

プロフィール写真・キャッチフレーズを中心にして、自分の説明を端的にできるようにその他の文章を構成していくことで、研ぎ澄まされた履歴書になるでしょう。

まとめ

書類選考を通過するためのテクニックをご紹介しました。この他にも出身地や家族構成などがあなたを表現するために必要な要素であれば、それに合わせて写真、キャッチフレーズを構成していきましょう。
あなたの魅力が表現できているのにもかかわらず、選考が通らなかったのであれば、あなたに合った縁ではなかったと割り切って、新たな可能性に常に挑戦をしていきましょう。

この記事を書いた人:T.K