• 2016年11月14日

どんなチャンスも逃さず掴む!プロカメラマンへの道

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子供のころから写真やビデオを撮るのが好きだったから、プロのカメラマンになりたいなと思っている方に、どんな仕事なのか、どうやったらなれるのかをお伝えしようと思います。
才能とコネとチャンスが渦巻く世界ですから、相当の努力もすることにもなりますが、夢を実現するために頑張って、子供の頃の夢をつかみ取りましょう。

一般的にカメラマンと言うと、テレビや映画でカメラを使って撮影する人、モデルやタレントを撮影する人、世界各地を取材する、カメラマンの活躍する場所は様々あります。
あなたは、どのようなカメラマンになりたいのでしょうか?
まずは、撮影を行う場所でどんなカメラマンの仕事があるのかをご説明しましょう。

カメラマンのタイプとは?

①「スタジオ・カメラマン」
スタジオ・カメラマンは、主に撮影スタジオでファッション雑誌や商品の宣伝用写真を撮るカメラマンです。モデルやタレントなどの人物を中心に撮影をしたり、業界言葉で言うと「物(ブツ)撮り」と言われる商品(車、電化製品、化粧品、洋服など)を撮影するカメラマンです。

②「アウトドア(取材型)カメラマン」
アウトドア(取材型)カメラマンは、野球、サッカー、ラグビーなどスポーツ・ゲームを中心に撮影するスポーツカメラマン、国内・国外の事件や事故現場に出向き撮影する報道カメラマン、また雑誌、タウン誌、グルメ・旅行専門などスタジオから外へ出て商品や景色を撮影するカメラマンです。

③「作家カメラマン」
作家カメラマンは、撮影対象(素材)を自分で決めて、その写真を撮影し写真集の出版をしたり個展を開催して、その売り上げからギャランティを得るカメラマンです。
自分自身が選んだテーマを撮影するのは、それなりに楽しいことですが、いわゆる創作活動の集大成である写真集や個展開催で収入を得るのは、そうは簡単な事ではありません。

ほとんどの作家カメラマンは、上記の①、②などの撮影の仕事をしながら、空いている時間で③の創作活動をしています。もちろん、創作活動が認められれば、人気写真家の仲間入りとなり創作テーマの段階で出版社などから取材費を得ることも可能です。

どの道を選び、カメラマンになるのか?

スタジオで働くか?アウトドア専門になるか?作家になるか?あなたは、どのようなカメラマンになりたいですか?どちらにしろ、写真や映像を撮ることが好きだからというだけでは、そして写真や映像を撮影出来ていれば、自然とカメラマンになれるというわけではありません。
収入を得るカメラマン、つまりプロのカメラマンを目指すのですから、そのテクニックを磨かなければいけません。
今は、カメラ自体の性能が良いですから、誰もがそれなりの写真や映像を撮ることは、さほど難しいことではありません。しかし、プロの技を身につけないと、お金を稼ぐまでには到達できません。

まずは、トレーニングを積み重ね、撮影の技術や理論を身につけなければいけないでしょう。
そうした事を身につけるために、プロのカメラマンのアシスタントになる方法もありますが、簡単にはアシスタントにもなれませんので、まずは写真専門学校で基礎的な事を身につけて、アシスタントになるチャンスを掴むことがベストな選択と言えるでしょう。

専門学校に入学する前に、もう一度考えよう!

専門学校では、プロのカメラマンになるために専門的な技術を学んでいきますが、学校だからと言って卒業すればカメラマンになれると思っている人は、入学する前にカメラマンになるのは諦めたほうがいいでしょう。
どんなことでも、プロの世界は甘くはありません。もちろん、カメラマンの世界でも活躍していけるのは、ほんの一握りの人たちと考えた方が良いです。それだけ競争も激しい世界だということを知っておかなければいけません。どんなプロになりたいのか、目標に対する情熱はどれだけあるのか、プロ仕様のカメラ機材一式を購入できる資金を手に入れられるか、そうしたことを専門学校に入学する前にじっくり考えてみてください。
考えた結果、それでもカメラマンになりたいと思った方は、一流の技術を学び身につけ、カメラマンの世界で努力をして、チャンスを掴んでプロカメラマンを目指してください。

この記事を書いた人:hamham55