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  • 2021年08月04日

こんな人にアンバサダーをやってもらいたい!草津温泉観光協会白鳥新さんにインタビュー

narrowでは、毎月イメージモデルやアンバサダーなど、一般企業主催のオーディションを多数掲載しております。
今回は特別企画、第三弾!
審査員目線から、オーディションではどんなところを見ているのか?求めている子ってどんな子?と、気になる話を聞いちゃいました。
今回お答えいただいたのは、草津温泉観光協会、白鳥新さんです!

「湯LOVE草津 草津温泉PRアンバサダー募集」主催自治体である草津温泉観光協会の白鳥さんに、アンバサダーを選出する理由や、審査のポイントなど色々と教えてもらいました。
自治体・企業側はなぜアンバサダーを選出するのか?アンバサダーに求められている役割って?そう考えるとオーディションでの入賞にも1歩前進できるかもしれません!是非、記事でチェックしてみてくださいね。

ファイナリスト、アンバサダー選出のポイントを教えてください!

草津温泉を大好きでいてくれる方っていうのが一番で、なおかつアンバサダー自体を楽しんで頂くということが大前提でした。
実際に最終選考で顔を合わせて面接をした際も、参加者にそのことはお伝えしましたね。
そして面接で話をしていく中で、この子は草津温泉に合うよね、とかフィーリングで決めていった感じです。
明確に「ここがこうだから良かった」っていうのが正直なくて、この方ならアンバサダーをお任せしたいなっていうことを審査員の話し合いで決めていきました。
でも、最終選考に来られた皆さんは良い方ばかりだったので、最後まで結構迷いましたね。

目に留まる投稿はどんなものが多かったですか?

参加者には草津のノベルティを送って、それを使って投稿してくださいと課題を出させてもらったので、実際にグッズを使ってくれていた投稿は、目立ちましたね。
そして何より、一番印象に残るのは、実際に草津温泉にお越しいただいていた方達ですね。草津に来て頂いたことはとてもありがたかったですし、本気度をすごく感じました。

参加者の投稿はどのくらい見ていましたか?

スクロールしていく中で、この人は食べ物系の投稿が多いとか、旅行系が多いとか、そういうのは見てました。Instagramって写真が一覧にでてわかりやすいですし。
全員のものは見れませんでしたが、投稿数の多い方・フォロワー数が多い方・投稿内容で気になった方は、投稿の中身も見ちゃいますよね。

―事前に人となりが投稿から分かっていると、ミスマッチ少ないのでしょうか?

他の審査をしたことがないのでどの程度ミスマッチが起きるのかはわからないのですが、今回に関してはミスマッチはなかったです。
履歴書だけみるよりはその人のことが見えてくると思います。

―審査員間で、意見が割れることはありましたか?

面接や審査は主にわれわれ三人で相談しながら決めましたが、意見が割れることもありました。
その中で、「この人良いよね」というのが重なった方を選ばせて頂いています。
今アンバサダーの企画で、イベントやPR動画に出て頂いたりしていますので、PR動画に出ている姿をイメージできる人というのも一つの基準でした。

印象に残った参加者はいますか?

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グランプリの日刈なみさん

今回選ばれた6名は、個性的というか印象に残ったというのがあったのですが、その中でもグランプリの日刈なみさん( @namichan102)は、実際に会ってお話をした中で「すごい!」と思いましたね。
アンバサダーに対しての気持ちや、普段している芸能のお仕事も含めて、芯があって、印象に残りました。
草津温泉に合っていましたし、満場一致でした。

今回草津で最終面接をしようと思ったのはなぜですか?

第一は、実際に顔を合わせないと、これから一緒にお仕事させてもらう上で分からないことがあると思うので、お会いしたいなと。
アンバサダーに対してや、草津温泉に対する気持ちを聞きたいと思っていました。
あと、実際お会いしてみると、投稿だけではわからないことがあって。
写真の印象はクールなんだけれども、実際は親しみやすいとか、Instagramの投稿写真とのギャップはありました。いいギャップだったんですけどね。
そういった意味でも、草津温泉に実際にお越し頂いて最終面接をできたのは良かったなと思います。

面接での質問はどんなものがありましたか?

志望動機や、今しているお仕事をお伺いしました。
我々としては、イベントやPR動画に出演いただきたいと思っていたので、どんなお仕事されているかっていうのは興味がありまして。
あとは、アンバサダーになってやってみたいことを伺いました。

―具体的にこれいいな!という回答はありましたか?

自分の声を生かした動画を作りたいとか、草津を世界中に広めたい!という熱い想いを持った方もいました。
その人それぞれの特技がありましたので、ご自身の特性に合わせた意見が多く、どの方も興味深い回答でした。

narrowでアンバサダーを選出しようと思った理由はなんですか?

草津温泉を、お客様目線で、お客様により近い立場での発信を期待して、アンバサダーを選出することになりました。
いままでアンバサダー自体をやったことがなかったのですが、今回Instagramでの投稿審査ということで、オーディション期間中も多くの皆さんに草津の良いところを投稿してもらえたのがよかったです。

アンバサダーに期待することはなんですか?

お客様目線に近い発信を期待しています。
私たちは、草津に生まれ育って、温泉があるのが当たり前でした。
なので、ある意味、感覚が麻痺していて、私たちでは見えないものがあると思うんです。
そういった我々では見えなかった気づきや、草津温泉の良いところを、よりお客様目線に近い“アンバサダー”という立場から発信していただくことを期待しています。
日本中、世界中がコロナで厳しい状況になっている中でも、一緒に観光産業を盛り上げていっていただければ、大変ありがたいなと思っています。

アンバサダーに必要な素質はなんでしょう?

商品にもよるかとは思いますが、我々としては、先ほどお話した通り、とにかく草津温泉を大好きでいてくれることと、アンバサダーの活動自体を楽しむことですね。
やはり観光のお仕事って、観光自体楽しいものなので、楽しさを伝えるには、本人たちが楽しくやってくれるというのが一番大事だと思うんです。

―投稿からも楽しさは伝わりますよね

はい、実際、草津にお越し頂いて撮影やイベントにご協力いただいた際も、とにかくみんな楽しんでくれていて、そういうのって投稿にも表れてくると思っています。

旅行者側の目線として、オーディションの段階でバズってましたよね!

そうですね、それもやはり期待していた部分ではあって。
オーディション段階から露出度をあげられるというのは、narrowオーディションならではなのかなって思いますね。
あと、アンバサダーの真田みきさん( @mikirajahが以前マツコ会議にでていて、今回のアンバサダーのことを取り上げて頂いたというのもありました。
このご時世でなかなかPRしづらい環境なので、地上波でそういった発信をしていただけて取り上げられるのは嬉しいです!

CM動画以外にも活動予定はありますか?

PR動画に加え、草津温泉の観光冊子の撮影もしているところです。
あとはイベントも予定しています。

【第一弾PR動画】

―はやくみんなが自由に旅行できるようになるといいですね

本当にそうですし、今は空いていて感染対策もしっかりとっているので、是非遊びに来てほしいですね。
昨年からイベントはほとんどできていない状態だったので、今年はアンバサダーの方々に参加して頂き、「イベントこんなのだったよー」っていうのをレポートしてもらいたいです。

Instagram企画という新しい形の発信でしたが、反響はありましたか?

最近はSNS自体が情報収集の場になっているので、町の方もInstagramはじめ、SNSをやられている方が多いんです。
その中でアンバサダーのハッシュタグをみてくれて、「観光協会こんなことやっているんだね!」とは結構言われました。
オープンに情報を発信できて、「草津温泉が面白そうなことをしている」と世間に知ってもらえて、SNSでも拡散されたことはよかったです。

草津温泉のイチオシをおしえてください!

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夜の地蔵地区

草津温泉は、どんどん新しいスポットを作っている最中なんです。
湯畑から徒歩3分のところに“裏草津”と呼ばれる地蔵地区があって、そこを、足湯だけでなく、手湯や、顔湯など「草津温泉を全身で楽しめるスポット」として生まれ変わらせています。
実は、草津温泉がコロナウイルス不活化に効果があるという研究がされていて、気軽に温泉で手を洗えるスポットを、湯畑で3か所と、他のスポットにも製作予定です。
町全体がテーマパークで、地蔵エリア以外にも温泉門といった新しい施設を作る検討をしていたり。
このように、どんどん新しいスポットを再整備していますし、一方で昔ながらの旅館や道も残っています。
今日来ても、来年来ても、違う楽しみ方が出来るのが草津温泉なんです。

narrowユーザーへのエールをお願いします!

我々としてもアンバサダーやオーディションは初めての取り組みで、こうしたことを通して一番思ったのは、「ありがたいな」ということでした。
応募総数は400もあり、そういった多くの方が、「草津温泉のアンバサダーをやりたい」っていってくれたのは本当にありがたいことで。
その中で受かる・受からないはどうしても出てきてしまうものなので、仕方ない部分はあるとは思うのですが、応募して頂くことは、どの企業さんにとってもありがたい気持ちだと思います。
皆さんにオーディションにチャレンジしてもらうのは、募集している側はとても嬉しいと思います!

―取材後記

昔ながらの良いところは残しつつも、時代に合わせて新しいことを推し進める草津温泉・白鳥さんのお話。聞けば聞くほど遊びに行こうという気になりました!
また、草津温泉さんの考えは、お客さん目線を大事にしたいことや、思い切って新しいことを始めてみるという点、私たちの行動にも参考になる点が多かったと思います。
皆さんも考えを固定せずに、是非「オーディション」という新しいことにチャレンジしてみてください!きっとあなたにフィーリングが合う自治体さん・企業さんが見つかりますよ☆

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草津温泉

日本三名泉の1つである草津温泉。季節に関係なくさまざまな楽しみ方ができ、イベントや観光スポットが豊富な人気の観光地。
恋の病以外効かぬ病はないとの言い伝えがあるほど、効能高い草津温泉。天下の名湯を堪能してください。

【草津温泉公式Instagram】
https://www.instagram.com/kusatsu_onsen_official/

この記事を書いた人:いいむら ゆう