歌手として活躍するためには、一体どんな訓練を積んでいったらいいのでしょう?
これから呼吸法や複式呼吸のレッスン方法、コンサートやライブで活動するための訓練方法、ソロ活動、グループ活動をしながら、歌手として個性を磨いていくコツについて解説していきます。
呼吸法と複式呼吸のレッスン法について
歌唱力を上げるためには、力強い声、大きな声を出す必要があるので、呼吸法や複式呼吸をマスターする事は必須条件です。
人間は毎日無意識レベルで呼吸をしながら生活をしているのですが、歌唱力を上げるためには普段の自分の呼吸がどのようになされているか?をまずは理解する事が大切です。
これから呼吸法と腹式呼吸のレッスン方法について、解説していきます。
●呼吸法
・呼吸をした時に、息がどこを通ってどこに流れていくか?を意識しながら呼吸してみる
・浅い呼吸と深呼吸のレッスン
浅く呼吸するのを何度か繰り返して、その次に深呼吸の練習をして下さい
・息を速く吸ったり、ゆっくり吸ったりする
歌のリズムによっては、息の使い方のテンポも速くなったり、ゆっくりになったりと変化していきます。
呼吸のテンポも自在にコントロールできるように訓練しておきましょう。
歌手は体力が肝心!ライブやコンサートに耐えうるボディを構築していこう
歌手として成功しているアーティストの多くは、コンサートツアーやライブを行いながら、日本及び世界中を転々としています。
CDやカラオケの印税で収入を稼ぐ事も可能ですが、コンサートやライブを開いた方が1日で莫大な金額を稼ぐ事が可能だし、熱狂的なファンを増やす事も出来ます。ファンを増やしていくためには、コンサートやライブといった形で自分の生身の魅力をアピールしていく方が効果的です。
但し、コンサートやライブはぶっ続けで歌ったり踊ったりといった事を繰り返すので、余程の体力がないと出来ません。体力があっても声がかすれてしまっては仕事にならないので、普段から喉のケア法についてもしっかり学ぶ必要があります。
歌手になるための芸能事務所でのボーカルレッスンでは、プロの講師に口の開け方や声の出し方、音域の広げ方、抑揚の付け方について学ぶ事が出来ます。
自分だけで無理して音域を広げようとして喉を傷めたり、最悪の場合には喉にポリープができる事もあるので素人だけで歌のレッスンを積んでいくのは要注意です。自己練習をしすぎて声が出せなくなってしまわないように、プロの講師の元で基礎からしっかり学んでいって下さい。
芸能事務所でプロの講師のレッスンを受けるメリットとしては、他にもコネクションを広げられる事があります。
芸能界に精通している人が講師をしている場合が多いので、まずは講師に気に入ってもらえるように努力していって下さい。
ソロ活動とグループ活動の違いについて
歌手の道は大きく分けて、二種類あります。
一人で歌うソロ活動とグループを組んで歌うグループ活動です。
一人で歌う領域とグループで歌う領域では、その表現方法も社会への位置づけも大きく変わっていきます。
一人の場合には、自分のイメージ作りも自由に膨らませていく事が出来ますが、グループの場合にはそのグループのイメージが定まっているので、そのグループの中で自分の個性をアピールしてみたり、逆に自分一人だけ目立ちすぎないようにコントロールしていく必要があります。
グループとして活動していく場合には、楽器の演奏やダンスといった要素も必要となります。
そういったレッスンを積む場所が必要となってくるので、芸能事務所に所属していた方が活動しやすいでしょう。
芸能事務所に所属していたら、事務所の方で希望者はグループを結成してくれるところもあるので、もしも自分だけで仲間を集めるのが難しいと感じた場合には、いろいろなグループ活動をしている芸能事務所に所属してみるとよいでしょう。
まとめ
今回は歌手になるための練習方法から、活動内容、レッスンの積み方について解説してきました。
歌手もソロ活動とグループ活動とあるので、自分が歩みたい道をまずは定めてみる事が大切です。
自分一人でグループを組めなくても、芸能事務所に所属してその中でグループを組んでいく事も可能です。
歌手になる方法も最近では多様化してきているので、より自分の夢に近い道を選んでいって下さいね。