プロダクション、いわゆる芸能事務所に所属するためにはオーディションを受け、合格する必要があります。オーディションとは、簡単に言えば“面接”のようなものです。自身の得意なことをアピールし、認めてもらわなければなりません。
今回は、そんなプロダクション所属のオーディションでやってはいけないNG行動についてご紹介します。
遅刻は絶対にNG
社会人に遅刻は厳禁です。特に、プロダクションのオーディションに、自己都合で遅刻するなんてもってのほかです。電車が止まってしまうなど、どうしても間に合わないという場合は、きちんとオーディション先に事情を伝え、オーディションを受けられるか確認してください。
芸能界は時間に厳しく、ちょっとした遅刻でも“遅刻しやすい”という噂が広まり、せっかくオーディションをクリアして所属したのにも関わらず、仕事がないということも考えられます。そういったことを防ぐために、オーディションでは“遅刻しないかどうか”を審査項目にしているところもあります。
もし仮に、急な病気や事情で行けなくなってしまったというのであれば、担当者に前日までに相談すると良いでしょう。一気にオーディションを行う場合、「今回はちょっと・・・」となってしまうこともありますが、まずは相談です。相談することで、別日にオーディションを行ってくれることもあります。
基本中の基本!挨拶は絶対に!
社会人のマナーである“挨拶”。これができていない人が、かなりいます。普段の挨拶ができない人に仕事なんて入ってきません。オーディションでも同様です。オーディション会場に入る際に、「失礼します」が言えないなんて論外ではないでしょうか。
では、あなたが面接官だとします。挨拶もせずにノックだけで入ってきた候補生に、「面接してあげよう」と思う気持ちはありますか?おそらく、答えはNoですよね。相手がどう思うかを考え、きちんと挨拶をする、これは絶対に必要なことですので、必要な場面で適切な挨拶ができるようにしましょう。
挨拶は、いきなりやろうとしても言葉が出ないこともあります。ですので、家族や友人に挨拶するところから始めていくと、すらっと挨拶ができるようになりますよ!
スマホの過度な使用はNG
会場内で、スマートフォンの過度な使用はNGです。いつもの感覚で、オーディション会場の雰囲気を撮影し、SNSに投稿してしまったとします。そこに、写ってはいけないものが写ってしまっている場合、事務所側はその候補者を落とさざるを得ません。なぜなら、“危機管理能力が低いから”です。
芸能界のお仕事は、秘密主義です。情報解禁日まですべての情報を話してはいけないとされているため、周りに配慮せずドンドンSNSなどに投稿している候補者は落とさざるを得ないのです。と言っても、オーディション会場で面接官は、“誰がどんな内容をSNSに投稿しているか”を把握することはできません。
ですので、オーディション会場で長時間スマートフォンを使用していたり、写真を撮って投稿する候補者がいたりした場合は、その時点で審査落ちにしていることもあります。
まとめ
いかがでしたか?プロダクション所属のオーディションでやってはいけないNG行動を3つご紹介しました。社会人として、やってはいけないことを基本的にまとめていますので、それほど難しいことではありません。きちんとした態度で、オーディションに臨めばきっとその夢は叶うのではないでしょうか。