俳優志望の方が自他ともに認める一人前となるには、いろいろなスキルや知識を身につける必要があります。
その前段階としてエキストラから始めようとするときに、芸能プロダクションに所属した方が良いのは、どんなところにあるのでしょうか。
プロダクションに所属することで得られるメリットを2つ挙げ、本格的な俳優になるために必要な、オーデション合格までの道のりについて触れていきます。
メリット1 多くの仕事の機会を得ることができる
俳優を目指すならば、大手の芸能プロダクションのオーデショを受けて、正式に所属するのが王道です。業界との緊密な関係やマメネジメント能力に長けていますので、個人ではとても獲得できないような仕事を割り当ててくれる点がメリットの一つだからです。
俳優として所属することができれば、仕事やレッスンのスケジューリングも、マネージャーが管理してくれますので、仕事をこなしつつよりスキルを上げることに専念できます。
しかし、いきなりオーデションを受けても、スキルがなければ合格する可能性は低いと言えます。
そこで、演技の経験を積んでスキルを高めてからというのであれば、俳優に比べて始めやすいエキストラとして、キャリアをスタートさせる方法もあります。
メリット2 事務作業や様々なトラブルから解放される
売れっ子俳優であれ、エキストラであれ、仕事やギャラなどの管理業務は煩雑で大変です。
できることなら仕事の活動や、演技のスキルアップのために時間を割きたいと考えるのが通常です。
芸能プロダクションに所属することで、そんな煩雑な経理業務や仕事の管理は気にする必要がなくなります。
専門のスタッフがマネジメントしてくれますので、面倒な作業から解放されるからです。
その分、レッスンや仕事など、本来の業務に専念できるのですから、大きなメリットとなります。
また仕事先におけるトラブル発生時の対応や、新規の仕事獲得のための売り込み業務なども専門スタッフが対応してくれるのですから、プロダクションに所属することが、いかに有利かが分かります。
エキストラから俳優への道のり
本格的に俳優を目指すのであれば、オーデションを受けて目的に合った芸能プロダクションに所属することを検討しましょう。
エキストラで経験を積むのは、あくまでも通過点であると考え、自分磨きを進んで実行していくくらいの心構えが必要です。
事務所としても磨けば光る金の卵や、即戦力となる人材が欲しいのが正直なところであり、他のライバルとは違った自分だけの強みをアピールできるようになることが大切です。
仕事の現場で要求に即座に対応できる表現力であったり、役柄に入り込む想像力、幅広い知識など身につけなければならないことはたくさんあります。
コマーシャルに強い事務所や、ドラマ、バラエティに強みがある事務所など、それぞれ特色がありますので、自分の望むスタイルに最も適合するところをターゲットにして、オーデションにチャレンジしていくと良いでしょう。
まとめ
俳優を志望するのであれば、芸能プロダクションに所属して現場の経験を積むことが大切です。
オーデションに合格する自信がないのであれば、エキストラとして所属することも可能です。
事務所が仕事をもってきてくれますので仕事がしやすく、そこがプロダクションに所属する意義です。
将来的には、本格的に俳優を目指して、オーデション合格を勝ち取ってください。