トップダンサーになるには、一日中ダンス漬けになるくらいダンスが好きでなければなりません。
「24時間ダンスを踊っていても平気!」そんなあなたはトップダンサーになる素質があります。でもダンサーになるには多くのオーディションに挑戦しなければなりません。
ここではダンサーオーディションに合格するコツをご紹介します。
ダンスの振り付けを覚える能力は必須!
ダンサーのオーディションの最初の難関は振り付けを短い時間で覚えなければならないこと。
ダンサーのオーディションではレッスンのときのように先生が何度も振り付けを教えてくれることはありません。審査員のたった一度の振り付け指導で覚えなければならないのです。
ダンスを短時間で覚えるには、まずはレッスンを何度も重ねて、振り付けのパターンや流れを体に叩き込むこと。そして緊張するような現場であってもダンスの振り付けを覚えられる強いメンタルを育てなければなりません。
ダンサーのオーディションに沢山挑戦して「オーディション慣れ」するのも有効な方法です。
振り付けを覚えたら、とにかく楽しんで!
人は一生懸命になると、眉間にしわがより、深刻そうな顔になります。ダンサーのオーディション現場では、審査員は厳しいし、振り付けは一度で覚えないといけないし、緊張する、などあらゆる要素が重なって踊っている時の自分の表情にまで意識がいかないことが多々あります。
ダンサーのオーディションで審査員が重要視しているのは、ダンスの上手さや協調性ももちろんですが、「とにかくダンスが好き!」という気持ちです。表現している側が楽しくないのに、お客さんを楽しませることなんてできませんからね。ダンサーのオーディションでは審査員という名のお客さんを楽しませるくらい、ダンスを楽しんでください。
ディレクターが求めているものを見極める賢さも大切
ダンスの振り付けも完璧、ダンサーのオーディションを楽しむ度胸もついた!
最後に重要なのはダンサーオーディションの最高権力者であるディレクターの求めているものを察知し、表現することです。それを見極めるには、事前にディレクターの作品を見ることが大切です。柔らかい表現、セクシー、硬質な表現、同じ振り付けでも様々な表現をすることができます。ディレクターの作風に合った表現ができれば、ダンサーオーディションで採用される可能性が飛躍的にあがるので、事前のリサーチは大切です。
単発の仕事が多く、毎回オーディションに臨まなければならないダンス業界。実力至上主義の厳しい世界ですが、努力を怠らずに頑張り続けた人間が輝く業界でもあります。
たくさんオーディションに挑戦して、ダンス業界で生き抜くためのスキルと実力を磨いて、ステージで観客を喜ばせるダンサーを目指してください。