「音楽プロデューサーになって将来有名になりたい!」そんな夢を描いている人も多いでしょう。
音楽プロデューサーになる方法、その仕事についてご紹介します。
音楽プロデューサーを目指している人は是非参考にして下さい。
音楽プロデューサーになるには大卒か専門校卒か
タレント、歌手、役者、お笑い芸人…有名になる方法は世の中にいくらでもあるものです。
音楽が好きだけれど自分が歌ったり演奏したりするのではなく、人を動かす仕事がしたいというのであれば音楽プロデューサーになるのもいいアイディアです。
その音楽プロデューサーになるためには、音楽大学に行くべきかそれとも専門学校を選択するか迷うところですが、実用的な知識を手っ取り早く学べる点では専門学校がおすすめです。
専門学校なら大抵は2年で卒業できますので、4年制大学卒よりも早く働き始めることができるというメリットもあります。
サウンドプロデューサーとは
漠然と「音楽プロデューサーになりたい」とは思っても、実際には様々なタイプの音楽プロデューサーがありますので、自分が具体的にどういう役割を果たしたいのかを明確にしておくことが大切です。
音楽プロデューサーの中でもいわゆるサウンドプロデューサーはアルバムを制作する際に音源から編曲、レコーディングディレクション、最終ミックスのすべてを取りまとめる人のことで、作曲家や編曲家などのいわゆるミュージシャンでなければ務まりません。
このサウンドプロデューサーになるには、まず音楽作家事務所などに所属する必要があります。
A&Rプロデューサーとは
音源や編曲に直接携わるわけではないけれど、アーティストの発掘や契約、企画制作、そして宣伝などをトータルに行う音楽プロデューサーは「A&R(Artist and Repertoire)」と呼ばれ、サウンドプロデューサーとはまったく違う役割を果たします。
このA&Rプロデューサーになるためにはレコード会社に就職する必要があり、音楽の知識というよりはマーケティングや商品開発の知識とスキルが重要になってきますので、有名大学卒業者が圧倒的に有利です。
この他にレコードの予算と編成を受け持つ「エグゼクティブプロデューサー」(レコード会社の部門長)や、アーティストのレコード以外の部分でのマネージメントと育成を行う「アーティストプロデューサー」などと呼ばれる音楽プロデューサーもいます。
まとめ
音楽業界は華やかな世界のように見えますが、実際には地道なマーケティングや企画制作の積み重ねといった部分が多いのが現実です。
学生時代にミュージシャンとして活動していたというような人なら、まずは自分自身をプロデュースする方法を考えて努力していけば、おのずと他の仕事も舞い込む可能性があります。
音楽作家事務所に自分の作品を売り込んでみるのもいい方法です。