バラエティー番組で、的確なツッコミで笑いを誘う司会者ってかっこいいですよね。自分もあんな司会者になりたい!そんな人に、ここでは司会力のつけ方をお教えしたいと思います。日常で鍛えられる司会力のつけ方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
司会力をつけ方1「トークの瞬発力を鍛える」
司会者は、バラエティーにおいての司令塔です。出演者のトークを元に、話を膨らませたり、突っ込んだり、落としたり……とやることが膨大にあります。進行を考えながら、これらのことをやるにはトークの瞬発力が必要です。このトークの瞬発力は、短期で手にはいるものではなく、積み重ねのたまものです。司会者を目指す人は、常にトークの瞬発力を鍛える意識を持ちましょう。トークの瞬発力を鍛えるには、常に話しを面白く、盛り上げる方法を模索することです。例えば、友達が話している時でも、単に聞いているだけではダメです。友達の話が面白くなるような突っ込みを入れてみたり、突っ込みどころがなければ「それで?」とさらに面白い話がでるように促したり、自らの話に切り替えて落としたりと、瞬間瞬間で判断するクセを付けるとよいでしょう。
司会力をつけ方2「質問力を鍛える」
司会者は、出演者を際立たせてなんぼです。そのためには、相手から面白い話を引き出さなければなりません。相手が芸人さんであれば、面白い話を期待できますが、女優さんのようなバラエティーに馴染みがない人であれば、基本的に面白い話は期待できません。
ここで必要なのが、質問力です。「なんでそうなったの?」「そう思ったわけは?」などと細かいところまで質問していくと、なにかしらの面白くできる突っ込める要素が見えてきます。そこまできたら、突っ込んで話を落とすことができますよね。質問力の鍛え方は、普段聞いている相手の話に“なんで?”という疑問を持つことです。そして、その疑問を会話にぶつけることで会得できます。誘導尋問のように、自分の意図するオチに持っていけるようになったら大したものですが、最初は、相手の話に疑問をぶつけるところから練習してみるとやりやすいと思います。
司会力をつけ方3「出できるだけ多くの引き出しを用意しておく」
司会力のつけ方3つ目は、頭の引き出しです。とにかく、ここに色々な知識を詰め込んでおきましょう。手当たり次第なんでもです。知識の引き出しがないと、出演者の話の理解も覚束きませんし、突っ込みやオチのバリエーションにも影響を与えます。第一線で活躍している司会者は、もれなく引き出しが豊富です。
引き出しの鍛え方としては、雑学的な本を読んでも構いませんが、普段からアンテナを張っておくと、案外いろいろな知識を習得することができます。基本的に人は他人の話に興味がないものですが、積極的に人の話を聞くことで会った人の分だけ知識を吸収することができます。話す年代も広げていけば、より幅広く吸収できると思いますので、友達だけでなく、町のおじさんやおばさんたちと世間話をしてみるのもよいでしょう。
まとめ
司会力のつけ方は人それぞれかと思いますが、トーク術は日常で使用するツールです。その日常を活かして練習ができます。上記の点を抑えて、友達、親、近所の人……いろいろな人と接して司会力をつける訓練をしてみてくださいね。