オーディションに合格するためには、提出するデモ音源が重要なポイントになります。
自分の魅力を最大限に引き出し審査員の心をつかむためにはどのようにすればいいのでしょうか?
今回はそんな音源を作るノウハウについてご紹介します。
大切なオーディションを通過するには選曲が重要
アーティストとして活躍するためのオーディションを通過するには、デモ音源の提出は必須になります。
あらかじめ課題曲が決まっていることもありますが、好きな曲やオリジナル曲を録音して提出するパターンも多くあります。
その場合オーディションを通過するための大切なポイントになるのが、選曲です。
どんな歌を歌うかによって、審査員の印象が全く変わってきますので、しっかりと考えて曲を決めましょう。
具体的には、次のような点に重点をおいて、考えてみて下さい。
・キーが自分にあっている
自分の歌が最も魅力的に聞こえる音域で、曲全体が歌えるかどうかが大切です。
無理に高いキーの曲でインパクトを狙うのは、かえって逆効果になることも。
・印象を残しやすい曲
派手な曲調や高音基調の曲で、審査員の印象に残りやすい曲を歌うという手もあります。
ただし無理をして自分の音域に合わない曲を選ぶのは良くありません。
・複数曲を提出するならジャンルを変えて
同じような曲調ではなく、スローバラードとポップス、ロックなどを組み合わせるなど、色々な可能性を提示するのもおすすめです。
自分では気づいていない可能性を審査員が見いだしてくれるかもしれません。
想いや感情が伝わるように心を込めて歌う
選曲はもちろん重要なポイントになりますが、曲の選び方が良くても、歌が伴っていなければ意味がありません。
審査員の心をつかむためには、歌を通して自分の魅力を感じてもらう必要があります。そのためには想いを心にこめて、丁寧に歌うことです。
曲が決まったら何度も聴き込んだり、自分で歌ったりしながら、その曲をより深く理解する努力をして下さい。
歌詞を完全に暗記するくらい読み込んで、自分なりの表現ができるように、自分がアーティストになったかのように歌の世界を落とし込んで行きましょう。
誰か有名なアーティストのモノマネにならないよう、自分の個性を大切にすること、歌い出しですぐに魅力が伝わるような曲を選ぶのも、アピールする方法の一つです。
リラックスして歌える場所を選んで録音する
録音をする場所は、リラックスして歌える所を選ぶのがおすすめです。
カラオケボックスに付いている、録音機能で録音したものでも大丈夫。
家で録音しても良いのですが、周囲を気にして思い切り歌えないような環境の場合は、避けた方が良いですね。
練習スタジオでカラオケ用CDを流して録音することもできます。
歌がしっかりと聴こえるように、音量バランスには気をつけて下さい。
少し声が大きいかも、と感じるくらいがちょうど良いようです。
音質にはあまり神経質になる必要はありませんが、歌を聴くのに邪魔になるようなノイズには注意しましょう。
まとめ
オーディションのデモ音源では、歌唱力はもちろんですが、その人にしかないようなキラッと光る個性や、人を惹き付ける何かがあるか、などが選考のポイントになります。
あまりノウハウにばかりとらわれるのではなく、自分の想いを届けるつもりで歌って下さい。
ただし選考をする審査員や関係者も人間ですから、悪い印象を与えないように、最低限の社会的なルールは守るようにして下さいね。