• 2015年12月25日

劇団オーディションに受かる!合格を勝ち取る4つのコツ

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役者を目指す人の目標の一つ、劇団。日本には大小さまざまな劇団があります。大きなところでは舞台だけでなくテレビで活躍できる可能性もあるんです。

演技の経験値をたくさん積める劇団、その入団オーディションに合格するコツをお話していきます。

【1】印象に残る特技を身につける

役者を目指す者として、特技は重要です。オーディションの書類にも特技を書く欄は必ずありますよね。そこには必ず、オーディションの際にその場で披露できる特技を書きましょう。

披露できる特技というと、モノマネや楽器などを想像してしまいがちですが、考え方次第で特技の幅は無限に広がります。

例えば、円周率を100桁面白く暗唱する、ストーリーを作って得意なスポーツのパントマイムをするなど、その場ではなかなか披露できそうにない特技でも、アイディア次第で印象に残る特技にすることができます。

劇団のオーディションではほぼ必ず特技披露があると思っていいでしょう。感心されるほど素晴らしい技術のものや、奇抜で面白いものなど、たくさんの志望者の中で記憶に残る特技を披露しましょう。

【2】台本を素早く暗記する

劇団オーディションでは、その場で台本を渡され演技披露をすることになります。わずかな時間しかないので全ての台詞を覚えるのは不可能かもしれません。

しかし、台本を見るのに夢中になって、顔を上げられない、気持ちが入った演技ができない、といった状況になってしまっては、あなたの持つ力を審査員に伝えるのは難しいですよね。

日頃から、台本を素早く覚える訓練をしてみましょう。人によって合う覚え方・合わない覚え方があるでしょう。何度も声に出して読むと覚える人、書いて覚える人、ジェスチャーをしながら動きで覚える人などさまざまです。

自分なりの記憶術をマスターし本番に臨みましょう。また、暗記ばかりに気を取られ、役の感情分析をおざなりにするのもNGですよ。役になりきれていれば、台詞もより覚えやすくなります。

【3】通る声を身につける

マイクのない大きな舞台で後ろまで聞こえる声を出さなければ舞台役者は務まりません。大きな声といっても怒鳴る声ではありませんよ。しっかり腹式呼吸のできている、安定した響く声です。

発声方法は劇団のオーディションに合格してからも練習することにはなりますが、すでに養成所や専門学校で勉強してきた人もたくさんいますから、腹式呼吸くらいは事前に習得しておいた方がいいでしょう。

本やネットで調べれば、一人で訓練できる方法がたくさん載っています。また、単発のワークショップなどに行ってみてもいいでしょう。日常生活の中で、常に腹式呼吸を意識できるようにしてください。

【4】魅力的なキャラクター

やたら存在感があって、味があるな、印象に残るな、と感じる俳優さんをテレビで見て、印象に残る事はありませんか?そういった方は、舞台出身、劇団出身者である事が多いのです。テレビでも活躍する劇団出身の俳優さんはたくさんいます。みなさん役者ではありますがバラエティ番組に出ても面白いキャラクターで楽しませてくれますよね。

オーディションの際にも、演技力もさることながら、あなたのキャラクターはとても重要です。審査員に「なんかこの人面白いな」と思わせるような魅力があると最高です。

誰にでも人それぞれ魅力はあります。そんな部分を自分で理解して、オーディションで最大限引き出せるように頑張ってみましょう。


劇団オーディションでは、演技力はもちろんですが、あなたの個性をいかに審査員に伝えられるかが大きなポイントです。

声や滑舌、台本の覚え方、演技力の訓練と同時に「自分の魅力を伝える」ということにも注目してオーディションに備えてください。

この記事を書いた人:秋場カナ