歌って踊れる、そして演技も素晴らしい…そんなミュージカル俳優は欧米だけでなく日本でも憧れのアクター・アクトレスのジャンルです。
しかし、身体能力だけでなく、歌唱力も人並み外れたレベルを要求されるミュージカル俳優は、なかなかハードルの高い分野です。
憧れのミュージカル女優になるための方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
養成所で自分を磨く
舞台女優になりたいけれど、ほとんど何の経験もない、という人はまず養成所で自分を磨くといいでしょう。
養成所では演技だけでなくダンスや歌など、舞台に立つうえで必要なスキルや体作りから教えてもらえるので、基礎から演技を学ぶのに適しています。
また、養成所には有名な俳優や女優が講師をしているところもありますから、そういったところでは第一線で活躍する人の生の声を聞くこともできます。
ただ、その人の公演などがあると休講になってしまう事もありますが、その公演が終われば最新のエピソードを聞かせてもらえる場合もあります。
それに、養成所では同じ夢を持った人がたくさん在籍していますので、あなたの刺激にもなるでしょう。
辛い時や苦しい時も、仲間でありライバルである人たちの存在は、あなたの大きな力になってくれます。
劇団に入団する
舞台に立つための近道として、「劇団に入る」という方法もあります。実際に公演をしている劇団に入ることで、すぐに舞台に立つことも可能です。
もちろん、入る際にはオーディションがあることが多いので、誰でも簡単にできる方法ではありませんが、自分の能力を知るためにも劇団に入ることを目標に頑張ってみるのもいいでしょう。
舞台女優を目指しているなら、実際に舞台を見に行くことがあると思います。
その時に配られるパンフレットの中に、劇団員募集のチラシが入っていることもありますから、そういったものを見つけたら、一度その劇団を見に行ってみるといいでしょう。
その中で、自分のやりたいものをやっている劇団のオーディションを受けてみることをおすすめします。
実際に舞台に立っている人の話を聞くだけでも、良い刺激になるでしょう。
芸能事務所に入る
芸能事務所に入る事が出来れば、「女優としてのマネジメント」を受けることができます。
そこでは、映画やドラマなどの映像の仕事もありますが、舞台の仕事を紹介してもらえることもあります。
ほとんどの場合、オーディションを勝ち抜かけなければそういった仕事を獲得できませんが、多くのオーディションを経験することで、徐々に夢に近づけるでしょう。
レッスンを行ってくれる芸能事務所も多いので、自分を磨きながらチャンスをうかがう事が出来ます。
まとめ
舞台に立つためには、体を鍛える事が必要になります。
特にミュージカルでは、お客様に届くような声量を手に入れなくてはいけませんから、体幹トレーニングや発声法の練習が必須です。
舞台に立てるだけの体力や表現力を身につけて、夢を目指しましょう。