• 2016年01月13日

オーディションに合格して事務所に所属しました!仕事の違反行為って何があるの?

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事務所オーディションに合格して、いよいよ仕事への道が見えてきました。ですが、仕事をしていく上でやってはいけない違反行為があります。違反をしてしまうと仕事がもらえなくなり、最悪の場合事務所を解雇されるかもしれません。そうならないためにも覚えておきたい違反行為を紹介します。

契約書をしっかりと確認しましょう

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細かい文字で難しそうな内容が書かれている契約書。ちょっと見ただけで敬遠したくなってしまいます。ですが、その契約書に書かれている内容こそ、これから仕事をしていく上で大切なことが記載されているのです。
これから先、事務所から「それ聞いてない」という仕事をもちかけられたとしても、契約書に記載があれば泣く泣く引き受けるしかありません。「辞めたい」とどんなに願っても、契約書に事務所を辞める際の違約金について記述があれば、従わなくてはいけません。
言い換えると、契約書に記載がなければ、仕事を断ることも事務所を辞めることも自由です。それでも、芸能ニュースで事務所を辞めるときに揉めるケースが多いことが報道されています。きちんとした形で事務所を辞められるように、話し合いが必要です。勝手な判断はトラブルの元です。

未成年だからこその違反行為

未成年のあなたは、オーディションを受ける前に保護者の承諾が必要になります。年齢をごまかしてオーディションを受け、事務所に入ることは法律的にも違反です。こういった違反行為は、事務所に多大なる迷惑をかけることになります。その上、保護者である両親に事務所から損害をにうけたと賠償金を要求されかねません。
必ず、保護者の許可をとりましょう。小さな嘘の積み重ねが、やがて大きな嘘になり、気がついたら取り返しがつかないという最悪の結果にならないようにします。
また、好きな人ができて恋におちることもあるでしょう。契約の中には、恋愛に関する項目があるかもしれません。そんなときこそ、節度をもったお付き合いをしましょうね。
もちろん、未成年者に禁止されている飲酒、喫煙は法律違反です。その他、法律で違反とされる行為は避けます。どこかで誰かが見ているかも、しれませんよ。

仕事上での違反行為

自分がした仕事の内容を事務所の許可がないまま、SNSにアップすることは違反行為です。仕事によって、世間に公表してはいけない時期があります。その時期に公表をしてしまうと大問題に発展しかねません。また、仕事で憧れの芸能人に会い、写真を撮ったとします。うれしさのあまり、その写真を勝手にSNSへアップすることも違反です。写真には肖像権という権利があります。許可を得て掲載するのならまだ話は通りますが、隠れて撮った写真を本人だとわかるように、発表してしまうのは控えましょう。
他にも、事務所を通さないで仕事をしませんかと、誘われることがあります。これを「中抜き」と呼び、違反行為に当たります。仕事は事務所を通す、それが鉄則です。

契約に関する違反行為

オーディションに合格して、憧れの世界へと一歩踏み出しました。でも、仕事で仲良くなった子に聞いてみたら、その子の事務所のほうが待遇がいいみたい、移っちゃおうかな。でも、事務所に聞いたら、契約はまだ残っているから無理だって言われた。だから、他の事務所にも登録しておこう。そうすれば、収入も二倍になる。と、安易な気持ちで二重契約をしました。これは、事務所がもっとも嫌がる違反です。
どのオーディションでも、所属事務所がないか聞かれます。業界の決まりとして、他の事務所に所属している人は別の事務所に所属することが禁止されています。たとえ、どんなにおいしい話でも、簡単に話しに乗らないほうがいいですよ。


違反をしなければ大丈夫です

耳の痛い話だったかもしれませんが、違反行為をするだけで、オーディションの合格が取り消され、同時に事務所からも解雇される、最悪のケースも考えられます。真面目に仕事に取り組み、日常生活をきちんとしていれば、ほとんど防げるものばかりです。あなたが未成年者なら、保護者の同意を得てから、オーディションを受けましょうね。

この記事を書いた人:佐々木恵