• 2016年02月11日

俳優オーディション募集で役を勝ち取るための3つのポイント

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俳優オーディション募集をしている作品では、募集の役柄のイメージはあっても、絶対にこういう人でなければならないという設定はありません。製作陣が、この人を起用すれば作品が面白くなると思うどうかが合否の鍵を握っているのです。では大勢が応募する中で、どうすればそう思ってもらうことができるのでしょうか。

オーディションはあなたの個性を知ってもらう場

色々な映画やドラマ、舞台などの俳優オーディション募集がありますが、そもそもオーディションとはどういう場なのでしょうか。
姿かたちなどの外見だけで選ぶのであれば、実際に会う必要はありません。写真と身長などのデータを送ってもらえば済みますが、俳優には個性が必要です。オーディションはその個性を見極めるために行われています。雰囲気、声、表情、しぐさ、話し方、物事の考え方などからにじみ出るあなたの個性が、求めている役柄にマッチし、作品の世界を広げることができるかどうかを知りたがっているのです。

プロフィール写真は美男美女である必要はありません

俳優オーディション募集では、最初は書類で応募し、書類選考に通った人のみオーディション会場に行くのが一般的です。
では応募書類はどう作れば選考に残ることができるのでしょう。それは、あなたの個性をどれだけ書類で表現できるかです。なかでもプロフィール写真はあなた自身の個性を最も表現しやすい資料です。
誰もが少しでも美男美女に見えることを意識して、すまし顔や微笑んだ顔の写真を送ろうとしますが、それでは何も伝わりません。すまし顔や笑顔が自身の個性に合っているのならそれで良いのですが、そんな人ばかりではないはずです。思い切りの笑顔、豪快さ、素朴さ、人の良さ、知的など、きっとあなたの個性に合った表情があるはずです。プロフィール写真はそんな写真を選びましょう。
それには、あなたのことを良く知っている人に撮影してもらうのが効果的です。もしくは、撮影した写真の中からあなたのことを良く知っている人に、あなたらしさを最も感じる写真を選んでもらいましょう。

オーディションは失礼でなければ、やりたいことをやろう

書類選考を通れば、次は実際のオーディションとなります。初めて会う人の前で色々な質問をされたり、実際に台詞を言ってみたりと緊張することばかりかもしれません。ですが、ここでもしっかりと個性を発揮してください。そのために大事なことは、オーディションそのものを楽しむことです。人として失礼なことを言ったり、行動したりするのは問題外ですが、そうでなければ面接者との会話を楽しみ、台詞を話すのを楽しむため、自身でやってみたいと思うなら何を言っても、やっても構わないと思ってください。
そうすることで、あなた自身の個性が普段通り出てくるようになります。オーディションをする側は、それを最も知りたがっていることを忘れないでください。そしてそれが俳優オーディション募集に勝ち抜いていく最も近道なのです。


個性がしっかりと相手に伝われば、もし仮に今回はうまくいかなくてもきっと相手は覚えています。次の機会につながる可能性も出てきます。
一番避けたいのが、どんな人なのかが分からないと思われることです。これではオーディションに応募した意味がありません。
オーディションとは、監督やスタッフにあなたの個性をアピールする場であることを覚えておいてください。

この記事を書いた人:田中タロウ