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  • 2019年02月14日

作詞家だけで食べていけるの? 現役の作詞家が給料事情を大公開!

歌手やアーティスト、アイドル志望の方は何かしら曲に関わる機会が多いですよね。最近はシンガーソングライターも増えてきて、歌手やアーティスト自身が作詞をする機会も増えてきました。

突然ですが、筆者は作詞家としても仕事をしています。みなさんは作詞家ってどのくらいの給料を貰っていると思いますか? 印税という印象が強いので、『お金持ち』というイメージを持つ方もいるのではないでしょうか?
しかし、作詞家の全員が全員そうではありません。やはり作詞家にも下積み時代というものが存在します……。

そこで、今回は作詞家である私が作詞家の給料事情を紹介していきます!

作詞家の給料はどう決まる?

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作詞家の給料は契約方法によって変動するのですが、大きく分けると『印税契約』と『買取契約』に分けられます。

簡単に説明すると、印税契約の場合は『最初(書いた時点)はお金が貰えないけど、後から売上の一部が貰える』、買取契約は『まとまったお金が最初に入るけど、その後にどれだけ売れてもお金が貰えない』といった仕組みです。

印税の場合は、その人の実績や話題性によってパーセンテージが変わりますが、平均は売り上げの1.5%程度になっています。
買取の場合は、自分の詞がいくらで売れるのかはクライアント次第です。平均は数万円程度ですが、もちろん営業力があれば価格交渉可能です。
(ちなみに、『クライアント』とは業界用語で、仕事をくれる人や会社のことをさします。)

しかし、実績がまだ無いのに交渉すると、そのクライアントからはもう仕事が来なくなるかもしれません。
指名による作詞の依頼が来ない限りは、クライアントの提示額に従った方がいいでしょう。

作詞家の仕事だけで生活できるのか?

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作詞家を目指す方からよくある質問が、「作詞家だけで生活できるのか」というものです。
結論から言うと、『できる人もいればできない人もいる』という言葉になってしまいます。

作詞家一本で生活している人もいれば、作詞家以外の仕事と両立している人もいるからです。
正直な私の現状を話すと、作詞家だけでは生活できていません。実際に私が知っている作詞家の方々も、ほとんどの人が他の仕事と両立しています。
『作詞家として安定できるまでは他の仕事と両立する』のが一般的なのです。
作詞家の事情をあまり知らない方はイメージしにくいかもしれませんが、作詞家の方の中には普通のサラリーマンもいますし、パン屋さんやバーを開業している人もいます。
今は自己発信が簡単にできるので、自分でブログを作って作詞家としてのアピールをしつつ、ブログで生計を立てる人も増えてきました。

他の仕事と両立しないといけないとなると、一見大変に感じるかもしれませんが、作詞以外の仕事を自由に選べるというのは結構楽しいもので、作詞家として売れても他の仕事を続ける作詞家さんも結構多いんですよ!

売れるアーティストに詞を提供できればリッチな生活も夢じゃない!

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正直、作詞家はかなり夢のある仕事です! 活躍次第では『億万長者』にだってなれます。
作詞家を目指している段階のときは、「とにかく誰かに歌ってほしい!」と思うかもしれませんが、実績を重ねていくと「売れているアーティストに歌ってほしい!」と思うようになるでしょう。

売れているアーティストの作詞を印税契約した場合、一生働かなくても生活できるかもしれません。
また、その印税でしばらく生活できることが分かれば、その後の作品も心に余裕を持って制作できます。
さらに、売れているアーティストに詞を提供できれば、仕事の幅も広くなっていくものです。例えば、『作詞家養成所の講師』や『講演』、『本の執筆』などが挙げられます。
このように、『売れているアーティストに詞を書いた人』という実績があれば、その他の業界からも声がかかるようになり、さらに給料を増やすことができるのです!

作詞家を目指す方にオススメの副業

作詞家は夢のある仕事と先述しましたが、やはりそこまで行くのには長い道のりが待っています。
実績を得るまでは副業しながら生活するのが一番です! 副業をしていれば、支払いに追われることもないので、心に余裕を持ちながら作詞活動ができます。
せっかく作詞家を目指しているのですから、作詞のスキルが上がる副業を紹介していきます。作詞家におすすめの副業とその理由は、以下の通りです。

◆ライター(文章力の向上)
◆映画館のスタッフ(感性を磨ける)
◆ライブスタッフ(感性を磨ける、音楽に触れられる)
◆ブロガー(自己発信できる)

作詞家を目指しながら副業をする場合は『言葉を使う』仕事、『感性が磨ける』仕事を選びましょう。
ライターは文章を書くのが仕事なので、文章力が身につきます。映画館のスタッフは無料あるいは割引価格で映画が観られるので、感性を磨くためにぴったりです! ライブスタッフも同様ですね。
ブロガーはお金になるまでに時間がかかりますが、自己発信できるため、ブログ経由で作詞依頼が来たりします。
多くの作詞家さんは自身のホームページやSNSアカウントを作成し、常に自己発信している事が多いです。

以上のような作詞のスキルが上がる副業を選べば、やる気も上がるのでおすすめですよ!

まとめ

作詞家の給料事情をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 作詞家という職業の夢のある部分と現実を、できるだけ正直にお話しました。
夢を叶えて作詞家として活躍している人は、最後まで夢を諦めずに努力した人たちです。
辛い現実を目の当たりにしても、それを乗り越えてください。最初から上手くいくことはありませんが、毎日努力していればいつかあなたの詞が世に出るはずです。

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ライター: 山岸京介

大学卒業と同時に、2015年度よりフリーライター・作詞家として活動を開始。

この記事を書いた人:山岸京介