人は第一印象が大切だと言われますが、オーディションや面接の場ではより大切です。
短時間で合否を判断するには、第一印象も合否を決める要素に入れなければならないからです。
この記事では、オーディションを受ける方が意外とできていないマナーをお伝えします。
これから事務所のオーディションを受けようと考えている方は、参考になれば幸いです。
オーディションでは人間性を見られる
以前の記事でも少しお伝えしましたが、オーディションや面接では、皆さんの人間性を見られます。
その人間性の中に、「基本的なマナー」も含まれています。
面接では、この基本的なマナーができているのか見られているということを意識しておきましょう。
芸能界で働いていく中で、マナーを理解しているのはとても大切です。
例えば、芸能事務所に所属すると、年が上の先輩芸能人の方にお会いする機会があると思います。
その方に廊下ですれ違った際に、あなたが挨拶をしなかったらどうでしょうか?
先輩芸能人の方は、きっと不快に思うでしょう。
また、仕事でご一緒させていただく、ディレクターや他事務所の先輩芸能人の方にもそのような態度だと、「あそこの芸能事務所の子は態度が悪いな」「一緒に仕事したいと思わないな」と思われてしまうことも。
このような人は芸能事務所にとって、所属していると迷惑をかける存在です。
そのため、面接でマナーができていない人は落とされてしまうのです。
今のうちに、オーディションや面接で見られているマナーを知っておき、できていない部分は改善しておきましょう。
面接官はここを見ている!押さえておくべきマナー3選
皆さんが面接やオーディションに挑む前に知っておきたいマナーは3つ。
1.待合室でのマナー
2.面接・オーディション中のマナー
3.入室・退室のマナー
それぞれ具体的にお伝えします。
待合室は恐らく事務所の一室になると思います。
そのため、事務所の社員さんや先輩芸能人の方とお会いする機会が多いでしょう。
そこでしっかりと行うべきマナーは挨拶。
元気よく、廊下ですれ違った人には挨拶をするのがオススメです。
また、笑顔で挨拶することで、自然と緊張もほぐれます。
自分から積極的に挨拶し、合格に1歩近づきましょう。
3.入室・退室は気を抜かずに!
面接の練習だけに力を入れて、入室と退室のマナーを認識できていない方も多くいます。
入室時は、3回ノックをし、「どうぞ」などの面接官の声が聞こえたらドアを開けます。
ドアを開けると面接官が目に入りますので、軽く会釈(軽く礼)をし、ドアを閉めてから「失礼します」と大きな声で、笑顔で言いましょう。
挨拶したら、椅子に向かって一直線に歩き、椅子の横に立ちます。
その後、「(あれば番号)・名前」を伝え、「座ってください」と言われてから、椅子に座りましょう。
退室時は、椅子から立ち上がり、「ありがとうございました」と大きな声で伝えてから、ドアに向かって歩きます。
ドアを開ける前に「失礼します」と言い、退室します。
まとめ:マナーを守ることは芸能人の第一歩
これらのマナーを守ることで、より合格に近づくことができます。
礼儀正しい人間だとアピールするために、面接の練習をしつつ、マナーも確認しておきましょう。
ライター: 大鋸佳輝 | タイガ
大学時代にはキャリア系の団体に所属。narrowでは書類や面接などのオーディション対策記事をメインに執筆しています。