俳優やモデル、歌手になるために、まず突破しなくてはならない関門がオーディションです。色々なオーディションを受けているけれどなかなか合格しないという人も多いかもしれません。そこで今回は、オーディションに合格しやすい人の特徴や、合格するための方法をご紹介します。
オーディションに合格しやすい人の特徴
オーディションに合格しやすい人とはどのような人なのでしょう。主な特徴を以下に挙げてみたいと思います。
周囲に与える印象が良い
芸能の仕事に限らず、どんな仕事においても、態度の悪い人と一緒に仕事をしたいと思う人はいませんよね。いくらルックスが良くても、周囲に与える印象が悪い人は、オーディションには受かりません。逆に、ルックスは平均点レベルでも、周囲から「この人と一緒に仕事をしてみたい」と思われるような人は、オーディションにも合格しやすいといえます。
オーディションは会場に足を踏み入れた瞬間から始まっています。審査員の前でだけ猫をかぶっていても、スタッフに悪い態度をとっているような人は、すべて見透かされてしまいます。
審査員だけでなく周囲のスタッフにも良い印象を与えられるように、日ごろから心がけておきましょう。
主催者が求める人物像に合っている
特にドラマや映画など、主催者が求めるものがはっきりしているものほど、それに合っていることが重要なポイントになります。
どんなに優れた才能を持っていても、主催者が求める人物像から外れていると、残念ながらそのオーディションに受かる可能性は低くなってしまいます。
自分が受けようとしているオーディションが、どんな人物像を求めているものなのかを把握しておくことは、大切な要素の1つと言えるでしょう。
ハキハキとした受け答えができる
オーディションでは、志望動機などを審査員から質問されることも多々あります。その時にハキハキとした受け答えができれば、審査員に良い印象を与えることができます。
逆に、恥ずかしさからもじもじしてしまったり、緊張して小声でぼそぼそ答えてしまったりすると、審査にマイナスの影響を及ぼしてしまいます。
芸能人は人前に立って話をする機会も多い職業です。いざという場面で、自分の意見をしっかりと言えることは、芸能人になるために必要な素養です。
オーディションの合格率を上げる方法とは
次に、オーディションに合格しやすくなるための方法についてご紹介します。
志望動機や自己PRをしっかりする
先述の通り、オーディションでは志望動機や自己PRを尋ねられることも少なくありません。どうしてこのオーディションに応募したのかと審査員に尋ねられ、「なんとなく受けてみようと思ったから」などと答えていたのでは、受かるものも受からなくなってしまいます。
自分のなかで志望動機や自己PRをしっかりとまとめておき、オーディションの本番で尋ねられたときには、自信を持って明快に答えられるようにしておきましょう。
マナーを守る
オーディションはこれから一緒に仕事をしていく仲間を選ぶ場でもあります。だからこそ、社会人としてのマナーを守れないような相手と、一緒に仕事をしたいと思う人はいませんよね。
遅刻をしない、言葉遣いに気をつける、その場にふさわしい服装をしていくなど、最低限のマナーはしっかりと守るようにしましょう。
チャレンジ精神や向上心を持つ
芸能の世界で成功を勝ち取るためには、チャレンジ心や向上心が必要不可欠です。
自分がやりたい仕事だけでなく、あまりやりたくない仕事や自信がない仕事にも挑戦していかなければ、成長はありません。
どんなことにも前向きにチャレンジし、向上したいと願う気持ちは、オーディションの審査員にも必ず伝わるはずです。
養成所に通う
養成所に通うのも、オーディションに合格するための有効な手段の1つです。
養成所では、プロの講師による本格的なレッスンを受けることができます。そうしたレッスンを通じて、演技力や歌唱力をさらに高めることができるのです。
また、オーディションに合格するためにはどうすればいいのか、養成所のスタッフや講師などから具体的なアドバイスを受けることも可能です。
これらの理由からも、養成所に通っている人とそうでない人を比べると、養成所に通っている人の方が有利であると言えるでしょう。
いつまでも初心を忘れない
何回もオーディションを受けていると、自分でも気がつかないうちにオーディション慣れしてきてしまう場合があります。
場慣れすることで、緊張せずに実力を発揮できるようになるのであればいいですが、下手にオーディション慣れしてしまうと、フレッシュさが失われ、審査員に悪い印象を与えてしまう恐れがあります。
「オーディションに慣れてきたな」と感じた時こそ、初心を忘れないことを大切にしたいですね。
まとめ
以上、オーディションに合格しやすい人の特徴や、そうなるための方法についてご紹介しました。気負いすぎず、しかし適度の緊張感を持って自分を100%アピールすることができれば、必ず光が見えてくるでしょう。
これからオーディションに挑戦する人や、なかなかオーディションに合格しない人は、上記にご紹介したポイントをぜひ参考にしてみてください。