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  • 2019年05月15日

『声』の演技はマイクとの付き合い方が重要! 舞台・映像・声での演技の違いを用語とともに解説(声編)

演技には大きく分けて、『舞台』・映画やドラマといった『映像』・アニメや洋画の吹き替えといった『声』、の3つの種類があり、演技の種類によって求められる演技は変化します。他の人の人生を生きるという点では、演技の根本は変わりませんが、求められるものは変わってきます。3回に分けて『舞台』・『映像』・『声』の演技の特徴をお伝えしていきます。今回は『声』編です。

声の演技の3つの特徴

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声の演技には主に以下の3つの特徴があります。

1.台本を持って演技をする
2.限られたマイクを譲り合って演技をする必要がある
3.稽古はせずに一度に録りきる

以下それぞれ説明していきます。

1.台本を持って演技をする

マイク前の演技は台本を手にもって演技をします。台本に目を通しながら演技をすることが出来るので、セリフを覚える必要がないというメリットがあります。一方で片手がふさがった状態で演技をする必要があり、台本を持った状態でマイクに声を入れなければなりません。台本、マイクとの距離感や目線・身体の使い方はある程度自分なりに工夫が必要です。

2.限られたマイクを譲り合って演技をする必要がある

声の演技はマイクの数が限られていますので、マイクの数を意識した演技をする必要があります。例えば出演者の数が6人に対してマイクの数が2本といった場合は、うまくマイクを譲り合う必要があります。自分のセリフを言うタイミングでマイク前に入って、次の人の邪魔にならないようにセリフが終わったら抜けるということの繰り返しとなります。自分がどのタイミングでどのマイクでセリフを話すのか、あらかじめある程度シミュレーションをしながら、収録に臨む必要があります。

3.稽古はせずに一度に録りきる

声の演技は稽古は特にせずに収録をし、一度に録りきります。もちろん途中でミスがあれば、録り直しとなりますが、出来る限りは一度で収録できるようにします。声の演技は台本を覚える必要はありませんが、「初見力」がとても大切です。「初見力」とはもらってすぐの台本を正確に臨場感を持って読むことが出来る力のことを言います。

初見力を身に着けるには??

初見力を身に着けるには、普段から初めて見る文章を声に出して読む習慣をつけて練習することが大切です。声に出して読むものとしては、台本などであればより良いですが、身近なところだと新聞などは初めて見る文章としては手頃なものとなります。初見力を身に着けるには日々の積み重ねが大切です。

まとめ

本記事では声の演技の特徴についてお伝えしました。声の演技は表情や体の状態を見られることがないので、声のみで様々なものを表現する必要があります。セリフを覚える必要はありませんが、マイクとの付き合い方がとても重要なのが声の演技の特徴と言えるでしょう。

この記事を書いた人:綱斗