• 2018年06月07日

俳優オーディションでは何をするの? できるところから対策しよう

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女優・俳優を目指すみなさん、俳優のオーディションではどんな審査をするかご存知ですか?
演技に関する何かをやるんだろうなというぼんやりした想像はできるものの、具体的にはわからないですよね。
そこで今回は、女優・俳優のオーディションではどんなことをするのかご紹介します。

演技の能力を見る「実技審査」

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簡単な脚本をもらってその場で演じる

役のイメージに近いセリフが用意され、審査員の前で演じます。映画やドラマのオーディションだけでなく、CMのオーディションでも行われることが多いです。
相手役は台本によっていたりいなかったりですが、必要な場合はスタッフがやることが多いです。
場合監督自ら相手役をしてくれる……なんて事もまれにありますが、よけいに緊張してしまいそうですね。

出されたお題でアドリブ演技する「エチュード」

ざっくりとした設定を提示され、アドリブで演技します。
その場でセリフを伝えられてやる場合もありますし、配役や設定まで自分たちで考える場合もあります。難易度が高いものだと、セリフを言わないで、演じてください……なんてことも。

初心者にはハードルが高いですが、他の人と差をつけやすいポイントでもあります。また演技の能力だけを見ているわけではなく、どう取り組んでいるかも見られています。「やったことがないからできない」と諦めるのではなく、前向きに取り組む姿勢や短い時間で成長できるかどうかが大事です。

自己PRは事前準備がキモ

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決まった時間で自分のことを伝える自己PR。与えられる時間ごとに何通りかパターンを用意して暗記してしまいましょう。

目安としては30秒・1分・3分・5分の4パターンぐらいを用意して、スマホのストップウォッチ機能を使って話す訓練をしましょう。時間の感覚が体に染みつき「○分以内で自己PRをしてください」と言われたときスムーズに自己PRをすることができるでしょう。

緊張して少し早口になってしまうかもしれませんので、0.5秒~1秒分ぐらい長めに用意しておくと「まだ時間があるのにもう話すことがない」という心配がありません。

自己PR文も、ご家族やお友達に協力してもらって、どんどんアップデートしていきましょう!

映画・ドラマと舞台では求められるものが違う

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映画やドラマのオーディションでは、実際にカメラの前で演技審査を行う場合もあります。
カメラ写りやカメラを意識できているかも重要なポイントとなるからです。

舞台俳優のオーディションでは、体の柔らかさや声の伸び、滑舌の良さなどの身体能力の高さがより求められます。
声や表情に関しては先ほどご紹介した演技審査に含まれている場合が多いです。

リズム感を見るために簡易的なダンスを踊らされることもあります。
意外かもしれませんが、相手とのかけあいで間を読むためにはリズム感が役に立つのです。
リズム感を鍛えるのはなかなか難しいのですが、ダンスや楽器を練習する、音楽を聴く時にリズム(ビート)を意識するなどは効果があります。スマホのアプリで「メトロノーム」のアプリをダウンロードして、音に合わせて手を叩くなども気軽にできるのでおすすめです。

まとめ

俳優のオーディションのメインはやはり「お芝居」ですが、取り組む姿勢や身体能力など、さまざまな部分を見られています。

経験がないところから急に演技力を上げるのは難しいですが、まずは好きなドラマや映画のセリフを何度も真似してみるなど、手軽にできるところからはじめてみましょう。簡単なことでも、やってみるのと何もしないのとでは大きな差があるはずです。

また、取り組む姿勢や身体能力などは演技よりは短期間で良くしていけますね。筋トレや柔軟・発声練習などを習慣にするだけでもだいぶ違ってきます。
はじめはできなくて当たり前。前向きに努力を重ねましょう!

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この記事を書いた人:narrow運営チーム