ラジオDJに憧れている、知っているが聴いたことはない……どちらの人も、ラジオDJの正確なお仕事の内容まではご存じない方が多いかと思います。そこでここでは、ラジオDJのお仕事はなにをするのか?芸能人がラジオパーソナリティーに憧れるワケをお教えいたます。
ラジオDJってどんなお仕事?
ラジオDJの“DJ”とは、ディスクジョッキーのことです。ディスクジョッキーは、しゃべりながら音楽を選んで流したりする人のことです。ですから、ラジオDJのお仕事は“ラジオでしゃりながら選んだ音楽を流したりする人”です。おしゃべりの他にも、交通情報や天気予報を伝えるなど、番組全般の進行も行います(場合によっては、アシスタントが行うこともあります)。
ラジオDJは、オンエアだけでなく番組の前後にもお仕事があります。番組によってまちまちですが、多いパターンだと、番組が始まる1~2時間前には現場に入って、放送作家・スタッフと打ち合わせをします。終わった後は、反省会や次回の打ち合わせなどをします。この他にも、リスナーからのはがき・流す音楽の選定をしたり、タイムシートをチェックしたりと細かいお仕事もこなしています。
ラジオDJ・クラブDJ・パーソナリティーの違い
よく「クラブにいるDJと、ラジオDJ何が違うの?」と言う質問をされますが、基本的に意味は同じです。クラブのDJは、ただ黙々と音楽を流しているように思えますが、元々はしゃべりながら音楽をかけていました。ですから、“しゃべりながら番組進行を行って選んだ音楽を流す”というところは同じなんですね。媒体がクラブかラジオかの違いです。
最近では音楽を流さない番組も増えてきているので、あまりピンと来ない方が多いかもかも知れませんね。
ですから、最近ではラジオDJではなく、ラジオパーソナリティーと言ったりもします。ラジオパーソナリティーは、番組進行のみを行う場合に使うことが多いです。しかし、近年では「ラジオDJ」と「パーソナリティー」は、同じ意味で使われることが多いですし、あまり厳密な使い分けはされていません。
ラジオDJは、芸能界の登竜門
ラジオDJは、昔から芸能人の登竜門でした。お笑い芸人に始まりアイドルまで、色々な人がラジオを経験しています。ラジオDJ専門でしている方もいますが、一般的に印象が強いのは、テレビで活躍しているタレントさんたちだと思います。今では芸能界の重鎮の方々も、若い頃にはラジオ番組で活躍していた方が大勢います。そんな事情からか、ラジオDJのお仕事ができることは芸能人のステータスともなっています。
小さい頃に聴いていた、大好きな有名芸能人と同じラジオ番組ができることは、なにか感慨深いものがあるのでしょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ラジオDJのお仕事は“ラジオでしゃりながら選んだ音楽を流したりする人”。そして、そこには芸能人の登竜門という歴史があります。数々の芸能人がそのマイクを掴んできたように、あなたもラジオDJになってみませんか?