普段あまり意識しない芸能のジャンル。その中でも、タレントさんって結局どんな人のことを言うのでしょうか。ここでは、“タレントとはなにか?”を深掘りしていきたいと思います。実は芸能人は、みんなタレントだったんです!
タレントの明確な定義はない
タレントとはなにか?と言っても、コレといった明確な定義があるわけではありません。
そもそも、芸能界の肩書きの線引き自体が曖昧なこともあって、俳優さんでもバラエティーに出演していたり、お笑い芸人が俳優業もやっている……ということはよくあることです。こういう場合は、主な方を肩書きに使ったりするのですが、それも人によってまちまちです。ただ、最近の傾向から言うと、俳優・歌手・お笑い芸人……どのジャンルにも当てはまらない人のことをタレントと呼ぶことが多いように思われます。本来の言葉の意味的に言えば、タレントは、ギャラを貰ってメディアに出演している人は、みんなタレントと呼んでも差し支えありません。しかし、俳優や芸人という肩書きが一般化しているので、より詳細な肩書きがある人は、そちらを使うことが多いようですね。
タレントとして活躍している人はすごい!?
タレントとは“どのジャンルにも属しない人をタレントと呼ぶ”と言うと、なんか余り物みたいな印象を受けますが、そんなことはありません。タレントで活躍している人は、他の具体的なジャンルに属さずに、芸能界で活躍できているということですが、これはすごいことなんです。演技やお笑い芸があるわけでもないのに活躍できていると言うことは、その人そのものに魅力があると言うことです。お笑い芸人でもないのに、バラエティー番組で活躍しているタレントさんは、その代表例です。バラエティーには芸人さんがひしめき合う激戦区です。求められるコメント力も高いですし、アドリブ力も求められます。もちろん、キャラも立たなくてはいけないので、キャラクター的にも確立されている必要があります。そんなバラエティーに出演しているタレントさんは、間違いなく芸能の実力者です。
複数ジャンルこなす人は、マルチタレントと呼ばれる
どのジャンルにも属さない人をタレントと呼ぶと言いましたが、ドラマにバラエティーに、コメンテーターまで……希にそんな多才な芸能人がいます。そのように多ジャンルに出演していて、どれが本業か分らない人のことを“マルチタレント”と呼ぶ事があります。
マルチタレントとは、その名の通り様々なジャンルで活躍するタレントのことですが、この場合は、才能がありすぎてどれにも絞れない状態です。芸能を目指す人にとっては何とも羨ましい話ですが、器用貧乏という言葉もあります。マルチタレントは、結果としてそうなっているのであって、はじめは1つのジャンルを目指していた人です。これから芸能を目指す人は、まず目の前のジャンルに全力を注いでがんばりましょう!
まとめ
普段あまり意識しないタレント・俳優・お笑い……様々なジャンル。どのジャンルにも共通しているのは、第一線で活躍する人は、必ず光るものをもっています。まずは、あなたのやりたいジャンルで自分に磨きをかけましょう。磨き続ければ、きっと光るはずです。夢を信じてがんばってくださいね。