芸能界には、ドラマや映画の俳優から、舞台俳優、歌手といった風に様々な種類の仕事があります。
芸能という元々の言葉には、学問や芸術、技能などの優れた才能といった意味を含んでいます。
実際に芸能界には、現役の東大生や京大生と張り合えるぐらいに教養の高い人や、歌やダンス、演技力に長けた人が大勢集まっています。
そういった人が大勢集まる場所に自ら出向いて、稽古に励みながら才能を伸ばしていく事は大変素晴らしい事です。
芸能界は大変競争が激しい世界ですが、パーフェクトに近い状態へとフレキシブルに自分の才能を引き出していくのには、とても適した環境です。
これから完成度の高い俳優を目指すためのルートについて、紹介していきます。
舞台俳優になるためのお勧めコース
舞台俳優になるためには、
①高校→芸術系大学・短大→劇団のオーディション→準備団員(研究所・研修所)→オーディション→正劇団員→舞台公演・テレビのドラマ・映画出演
といったルートがあります。
高校で演劇部に入るのもお勧めですが、より専門的なスキルをマスターするためには、小学校や中学、高校時代といった若いうちから、芸能事務所に所属しながら、演技やダンス、ボーカルのレッスンを受けていく事をお勧めします。
舞台俳優や映画、ドラマの仕事も最初のうちは、エキストラや脇役からスタートします。
そのスタートが早ければ早い程良いです。
若いうちから、演技の稽古を積んでおいた方が、吸収が早いし、基礎がしっかり固められます。
若いうちに芸能事務所に所属していた場合には、大人になってから、オーディションを受けて劇団員に入る必要もなくなります。
さらに若いうちから芸能界慣れしたいた方が、よりスムーズに仕事へとつなげられるので、まずは芸能事務所に所属してから、エキストラや脇役といった仕事をこなして、訓練を積んでいって下さい。
キャスティングによって選ばれる舞台俳優の種類について
舞台俳優のキャスティングとしては、
●主役
●脇役
●エキストラ、仕出し(通行人やその他大勢)
主役級の舞台俳優になると、よその劇団の公演にも客寄せのために出演する事もあります。
これを一般的に客演と言います。
子供の頃、もしくは学生時代から芸能事務所に所属しておいて、仕出し、脇役を演じていくと、舞台の流れがわかったり、主役を張れる役者とは一体どのような人物なのか?といった人間ウォッチングが間近で行う事が出来ます。
若い頃から、エキストラや脇役の仕事をこなしていきながら、大物俳優が発するオーラを吸収していきましょう!
舞台俳優に求められる要素
舞台俳優の場合は、テレビや映画の撮影とは違って、いつも大勢のお客さんの前でぶっつけ本番の仕事をしなければならないので、失敗が許されません。
ドラマや映画の撮影の場合には、怪我や病気したら撮影を長引かせるといった事も最悪できますが、舞台の場合には公演スケジュールが1年ぐらい前に決定していて、前売りチケットを大勢のお客さん達が購入するので、何か理由があったとしてもキャンセルしてしまうといった事は許されません。
だから舞台俳優を目指すと同時に、公演の日に向けてベストコンディションの状態へと整えていけるように、常に体調管理を心がける必要があります。
公演も地方を転々とまわる事が多いので、滞在先のホテルといった限られた環境内でも体調管理できるようにコントロールしていって下さい。
まとめ
今回は、舞台俳優を目指している方へ、舞台俳優になるための近道や舞台俳優として成長していくための心得について解説してきました。
舞台俳優の仕事はいつもぶっつけ本番なので、普段から体調管理に心がけたり、失敗をしないようにしっかり訓練を積んでいく必要があります。
芸能の世界は華やかな分厳しい面も多いので、エキストラや脇役からのスタートでも常にプロ意識を忘れずに取り組んでいって下さい。