• 2016年07月31日

芸能人になった時に!テレビ局のディレクター業務の裏側を知っておこう

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芸能人になったらどんな人とお付き合いをしていくのでしょう?マスコミやマネージャーに様々な人と関わっていきますが、その中でも、テレビ局のディレクターって、普段どんな仕事をしているのでしょう?今回はテレビ局のディレクターの仕事内容やディレクターになるためにはどのような訓練を積んでいるのか?といった関わってくる関係者の仕事についてみていきましょう。

テレビ局のディレクターの仕事って?

テレビ局のディレクターは、主にテレビ番組制作の現場責任者となります。
テレビ局や番組によって仕事内容は変わってきます。
主な仕事内容は、

●俳優や女優の演技指導
脚本家や監督と一緒に、演技指導を行います。
ディレクターも映画やドラマ、音楽、ファッション、グルメといった流行に常に敏感でないといけないし、多くの視聴者にとって魅力があると思わせる番組を作る必要があるので幅広い知識が求められます。

●番組作成スタッフの仕事内容のチェック
出来上がった作品にチェックを入れていきます。

・放送禁止用語を使用していないか?

・出演者達の衣装が被っていないか?

・余計な物が映っていないか?

・余計な音声が入っていないか?

・視聴者の指示を得られる内容になっているか?

・著作権を侵害していないか?

といった事を主にチェックしていきながら、収録したVTRの構成や編集をしていきます。
一旦放送してしまうと後で訂正が出来ないので、作品のチェックはとても重要な作業です。

テレビ局のディレクターって実は狭き門!

テレビ局のディレクターは、大変競争率が高い職業です。
テレビ局にまずは就職するか、派遣スタッフ、アルバイトとして入社して、カメラマン、照明、音声、美術、技術系、アシスタントディレクター(AD)としてディレクターの補佐的な仕事をこなしていきながら仕事を覚えていきます。
映像処理技術が高いからといって、ディレクターになれるとは限りません。但し映像処理や音声調節、照明、演技指導といった知識が豊富な方が、番組制作の場面で活躍できる機会は多いようです。
番組制作といったテレビ、マスコミ関係の仕事は、忙しい時には徹夜や長時間の残業は当たり前なので、体力や気力のあるパワフルな人が求められます。
テレビ局入社の際の面接や入社試験でチェックされる項目としては、

●好奇心が旺盛かどうか?

●体力があるかどうか?
部活経験者、部活の部長やクラスの学級員、生徒会長をしていたかどうか?その他習い事やボランティアなど学生時代に情熱をかけていた事について質問されたり、100~1000文字ぐらいにまとめて提出といった事が求められるので、もしもディレクターになりたいといった気持が子供の頃からあるのであれば、学生時代も勉強以外に部活や習い事に情熱をかけながら頑張ってやり遂げていく気持ちが大切です。

●番組制作のために役立つ技術をもっているかどうか?
美術、照明、メイク、小道具や大道具造り、カメラマン、アナウンサー、報道記者、脚本、衣装造り、映像処理、音響効果といった技術を持っているかどうかといった事をチェックされます。

テレビ局の採用試験をのぞいてみよう

テレビ局もいろいろあってその年によって試験の内容にも変化がありますが、制作職の採用試験の内容としては、

●適正テスト

●クリエイティブ試験
「もしも100万円あったら何に使いますか?」、「もっとテレビやラジオを身近に親しんでもらうためには、どのような作品を造っていくのが良いと思いますか?」といった質問に対して100~1000文字程度でまとめて下さいといった問題がでるので、普段からクリエイティブな発想の訓練をしておく以外でも魅力的な文章を構築していく訓練を積んでおいて下さい。

●一般教科試験
国語、英語、漢字など

●適正検査

●模擬企画会議(プレゼンテーション)
テレビの番組制作の仕事では、企業の広告によって予算が決まっていたり締め切りが決まっているので、限られた予算内で出来るだけ早く魅力的な番組を作成していく技術が求められています。
それでどれだけプレゼンテーション能力があるのか?といった事を試すために、模擬企画会議で実際に番組の企画をプレゼンテーションしてもらいます。

まとめ

今回は芸能人になったら付き合いが発生する関係者「テレビ局のディレクター」の仕事内容やディレクターになるためにはどのような訓練を裏でしているのかを紹介してきました。メディアを創っていく仕事は相当大変でスキルが非常に高いものを求められてます。自分がどうすればもっともっと高みいけるのか、直接聞いてみたり、仕事ぶりを観察するのもとても大事なことです。

この記事を書いた人:猫瑠璃