HIPHOP、JAZZ、BREAKIN’など、ダンサーには様々な種類があります。情報を収集し、オーディションまでたどり着いても共通していることはダンスがいかに好きかという点です。相当長い時間踊り続けて疲れ果ててもやはり踊りたい、その情熱が大切です。
オーディションに欠かせない再現力
ダンサーを目指すオーディションで欠かせない能力に関する情報は色々ありますが、まず「一度見たダンスをその場で再現できるか」というスキルはとても重要です。
オーディションはダンサーの実力を試す場で、繰り返しが許されるレッスンとは異なります。既に知っている情報とは思いますが、一度見た振り付けは正確に覚えて再現しなければダンサーのオーディションはクリアできません。
そのために、オーディションに向けたレッスンを日頃から意識することが鍵となります。振り付けにはあるパターンがあり、日々の練習でその引き出しを作っておくことが鍵です。
ダンスには流れもあり、振り付けの流れも多く身につけることがオーディションで選ばれる重要性という情報もあります。
振り付けと流れをより多く備えておくことで一度見たダンスであっても記憶・再現しやすくなります。
サービス精神を養う重要性
ダンサーになるためにオーディションを受けることは必須ですが、ダンスに関わる情報収集や練習を重ねてスキルをマスターしてもオーディションではどれ程ダンスが好きなのか伝わりません。緊張で表情にまで気が回らないと思いますが無愛想なダンサーはいません。やはり「楽しい」「ダンスが好き」という気持ちを伝えることがオーディションでは大切です。
オーディションではその表情を観るのは審査員です。審査員を魅了する程の気持ちでオーディションに挑むことが重要です。技術的な情報のみ収集していたダンサー志望の人よりオーディションではずっと有利になります。
自信を持っていきいきと踊る姿の方が魅力的で惹かれます。審査員はそこまで見抜こうとします。メンタルが弱いと思う場合はメンタルを鍛える情報となる本などを参考にすることも有効です。人を喜ばせるサービス精神も身につき、ハプニングが起きても臨機応変な対処法が思いつきます。
情報量の多さが勝ち抜く決め手
ダンサーになるためのオーディションを受ける心構えやスキルを懸命に身につけると思います。そこで、見落としてはならないことはディレクターの求めているニーズです。それを考えず、踊りたいダンスを披露するだけではオーディションには通りません。
どうすれば良いかはディレクターのこれまでの作品を分析することです。この情報は重要になります。できるだけ情報量は多い方が良いです。ディレクターが望む内容が把握できた上でオーディションに臨むことは情報を持たない人に比べて遥かに有利です。ダンサーになるからには人に喜んでほしいという気持ちが大切です。その第一歩がディレクターの望むことをオーディションで表現できるかです。また、そのためのオーディションでもあります。厳しいオーディションをクリアできたダンサーは観客を喜ばせることもできるはずです。