• 2016年08月30日

この夏休みで差をつけよう!面接練習

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芸能界を憧れる若者にとって、オーディションで仕事を勝ち取っていく事は死活問題です。
芸能界の仕事は正社員や公務員といった風に収入が安定している訳ではないので、日々いろいろなオーディションを受けながら自分の力で仕事を勝ち取っていく事が、業界で長く生き残るコツです。

今回は、夏休みを活用しながらオーディションの面接で審査をクリアするための練習法について紹介していきます。

心理効果を狙った印象操作テクをマスターしよう!

オーディションには、日々様々な訓練を積んでいるハイレベルな人達や、一般人よりは美しい外見の魅力的な人達が大勢訪れます。
そんな中で、仕事を勝ち取っていくのは至難の業です。
でも同じレベルの人が大勢いた時に面接で受かるのは、実はほんのちょっとした差でもあったりします。

そう考えると面接の際にいかに自分の事を印象深く残せるか?によります。

心理効果を狙って印象操作するテクニックを身に着けておけば、面接の場面以外でも、実際の芸能界の仕事の時や普段の日常生活の中で、より大勢の人に自分の魅力をアピールできるようになったり好印象を残せるようになります。

心理学で印象操作するテクニックとして、初頭効果と親近効果という心理操作法があります。

●初頭効果
最初の印象が相手の記憶に残りやすいといった人間の心理を分析していくと、第一印象は最初の2分以内の間に決めらるといった事がわかります。

ほんの数秒という説や数十秒から2分とその見解は様々ですが、最初の印象は相手の記憶へと深く残りやすい事は確かなようです。

そう考えていくと面接では最初の印象を深く残すために、面接官との受け答えの中では、相手の印象の残るような発言を最初の2分以内に行う事が審査に受かりやすくなるコツです。

●親近効果
人間の脳の記憶の傾向としては、一番最後の情報に大きく影響を受ける傾向があります。
終わりよければすべてよしという言葉があるように、途中でもしもミスをしたとしても、最後をしっかりとまとめてよい終わり方ができるようになれば、面接官によい印象を与える事ができます。

コツとしては、
「今日はこの面接会場でよい刺激を受ける事が出来て、本当に感謝しております。
ありがとうございました。」
といった風な言葉で締めくくると、面接官によい印象を残す事ができます。
他にも印象に残りやすくなるコツとしては、意外性です。

例えば、自分のイメージがおとなしめで上品そうに見える場合には、あなたの自己PRをして下さいと言われた時に、

・「私は実はプロレスやボクシング観戦が好きです」

といった風に、相手が意外だと思えるような発言をするとより自分の事を面接官に印象付ける事が出来ます。

だからオーディション会場ではひたすら自分を飾りすぎる事はやめて、とにかく「この人は個性的だ」、「面白い」といった風に、面接官の好奇心をそそるような印象操作ができるようになると審査に受かりやすくなります。

印象操作は芸能界で仕事をしていく上ではとても重要なポイントなので、自分のイメージアップや存在感をアピールする術を夏休みの間にマスターしていって下さい。

初対面の面接官の心を掴むにはペーシングが大事!

面接官とは初対面です。
これは多くのオーディションを受けに来ている他の人達も同じ条件です。
初対面の人の心を短時間で掴むには、一体どうしたらいいでしょう?
それは、相手のペースに合わせる事です。

たとえ数分間の面接といった短時間でも相手のペースに合わせる事ができれば、以心伝心状態の環境を作る事ができるので面接官に好印象を残す事が出来ます。

コツとしては、

●リズム同調
面接官と呼吸のペースを合わせれば、相手の警戒心を解く事が出来ます。
親近感が増す効果があるので、他のライバルと差をつける事も可能です。

●ペーシング
コミュニケーションの一つで、話し方や身振りを相手のペースに合わせる事で、相手と同調しながら信頼関係を築いていく技法の一つです。

但しあまりにもわざとらしく行うと逆効果になるので、マスターできるまで夏休みといった期間を使って何度でも繰り返し練習する事が大切です。

まとめ

今回は夏休みといった長い期間を活用しながら、芸能界の面接の練習方法について紹介してきました。

ライバルと差をつけるコツは、面接という限られた時間の中でいかに面接官と意思の疎通が行えるか?上手に自己アピールできるか?といった事がポイントなので、心理テクニックを活用しながらスキルアップに努めていって下さいね。

この記事を書いた人:猫瑠璃