• 2016年11月26日

芸能事務所のマネージャーって何をする仕事?どこまで管理してくれるの?

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すっかり日本語に馴染んでいるマネージャーですが、元々はご存じの通り英語で、支配人や経営者、管理者といった意味をもつ単語です。やりくり上手なんて意味もあります。その言葉の通りタレントひとりでは管理しきれないスケジュールなどをきりもりすることが主な仕事です。

新米マネージャーは芸能事務所に入社後まずは下積み

マネージャーのほとんどは芸能事務所の社員です。一般の高校や大学を卒業した人もいれば、専門学校のマネージャーを養成するコースで学んだ人もいますが、芸能事務所の入社試験を受け事務所に所属することになります。入社後は、仕事を覚えるために先輩マネージャーの補佐に付いたり、あまり忙しくない新人タレントを担当しながら仕事を覚えていきます。マネージャーとして経験と実力が備わってから、人気芸能人を担当したり、担当人数が増えていきます。タレントの運命を左右する大切なお仕事なのでしっかりとした下積みが必要となります。

マネージャーの具体的な仕事

冒頭で触れたようにマネージャーとはその名のとおり、俳優や女優、歌手、タレントなど芸能人の芸能活動を管理してサポートを行う者です。芸能活動とは、マスコミへの出演、宣伝、オーディションの参加などです。それぞれの交渉活動を行い、スケジュールを組み立てていくのがマネージャーです。さまざまな芸能活動を円滑に意欲的に行えるよう、ストレスを抱えた芸能人の悩みを聞いたりしてケアすることや、人脈を増やすためにイベント参加や挨拶回りも必要です。

マネージャーの仕事の醍醐味

前述のように対外的には担当芸能人を営業することが主な仕事ですが、対担当芸能人としては、彼らのセールスポイントを増やして磨くために魅力を引き出し、才能をのばすアドバイスをすることもあります。そのためにはマネージャーが担当芸能人の一番のファンとなることが必要です。寄り添い、才能に惚れ込み、自身が懸命に応援してきた芸能人がどんどん人気者になっていく喜びはマネージャー業でしか味わえない何物にも変えがたい感動です。

まとめ

マネージャーの仕事は体力的にも精神的にも決して楽であるとは言いがたいものですが、芸能人とともにエンターテイメントな作品を創り上げる喜びがあります。表にたつことはそうそうありませんが、世界を作り上げる楽しみとやりがいのある仕事といえます。人の役に立ちたい、楽しいことが好きで何事にも前向きな人こそマネージャーという仕事に向いています。マネージャーという職業があるからこそ、素敵なエンターテイメントの現場が成り立つのです。

この記事を書いた人:ONE