歌手・音楽系のオーディションでは、必ずと言っていいほど「デモ音源」の提出が必要になります。
デモ音源には、どのような種類があるのでしょうか?また、どのように作ればよいのでしょうか?
カラオケで録音する
課題曲が決まっている場合もありますが、好きな曲を1~2曲選んで歌ったデモ音源を提出する場合もあります。
カラオケで歌ったものを録音して提出するのは、比較的簡単でしょう。しかし、音質には注意しましょう。今はスマートフォンなどで高音質の録音ができるアプリもありますが、音割れなどが気になる場合は専用のmp3レコーダーをおすすめします。
また、カラオケの場合、キー(音階)の設定にも注意しましょう。原曲のキー通りに歌うことにとらわれる必要はありません。
あなたの声にとって、高すぎる、また低すぎる設定だと、魅力が伝わりません。自分の声域が一番魅力的に聴こえるキー設定をしましょう。
まずは一度録音してみて、音程の正確さ、表現力、滑舌などを自分でチェックしましょう。
また、いろいろな曲調を歌いこなすことも必要なので、2曲以上選択できる場合は、できるだけ曲調の異なるものを録音して提出しましょう。
自宅で録音する
オリジナル曲で応募する場合は特に、カラオケでは配信されていないので、自宅での歌唱、弾き語り等を録音するという選択肢もあります。
スマートフォン、mp3レコーダーでの「一発録り」はもちろん、簡易レコーディングができるパソコンソフト等を持っている場合は、ぜひ活用しましょう。
自宅だと、納得がいくまでやり直せるのはメリットですが、どうしても声が小さく抑え気味になる傾向もあるので、音漏れなどが心配な場合は、やはり音楽スタジオやカラオケを利用するのがおすすめです。
ライブ、コンテストなどでの演奏を録音する
すでにライブハウスや、カラオケコンテストに出演している場合は、ライブ映像または録音したものをオーディションで提出することも可能です。
特に、ライブハウスでは専門の「PAさん」(音響係)が録音をしてくれることもあるので、事前に頼んでおきましょう。
映像なら、歌だけでなくステージングなどもアピールできます。
専用のレコーディングスタジオで録音する
少しハードルは高くなりますが、シンガーソングライターやバンドの場合、専用のスタジオで録音したものが最適でしょう。
何よりも高音質で録音できること、プロのエンジニアのアドバイスをもらえることが一番のメリットです。
最近では一時間あたり5,000円程度から利用できるところもあるようです。バンドなら、お金を持ち寄って、1~2曲録音するということもできますね。
まとめ
歌手オーディションにおいては、デモ音源は何よりも重要なものです。
いろいろな作り方を試して、自分の魅力が一番伝わるデモ音源を完成させましょう。
自分らしいデモ音源が、デビューのチャンスを掴むための第一歩です!