ラジオパーソナリティに憧れる人の多くが苦戦すること。
それは、ラジオ進行をスムーズに行う司会力と、リスナーとラジオに参加してくれた人を楽しませる話術です。
では、この2つを高めるためには普段からどんなことをすればいいのでしょうか。
司会力を高める方法1:経験を積む
司会進行が上手くなるために必要なことはたった2つです。それは、経験と観察です。
進行をスムーズに行えるようになるためには、まずは場数をこなさなければいけません。
これは、ラジオに出なくてもできることです。
学生であれば普段から仕切り役や進行役を買って出るようにしましょう。小さな経験から、どうやったら皆が楽しんで自分の話を聞いてくれるのかがわかってくるようになります。
また、どうやって話したら自分の言葉が伝わりやすくなるのかも経験を積むとわかるようになります。
司会力を高める方法2:観察をする
ここで述べる観察の種類は2つあります。1つは自分のことです。
自分が進行役を買ったり仕切り役になった時、皆がどんな反応をするかよく観察しておきましょう。自分が言ってはいけない言葉づかいというのが必ずあります。
逆に、あなたが言うことで盛り上がる言葉というものもあります。あなたの武器となる言葉は何なのかを早めに見定めるようにしましょう。
そして2つ目は、自分より格上の人の観察です。しゃべりや事の運びがとてもスムーズな人は大勢います。
どうして上手なのかをよく観察しましょう。最初はわからないかもしれませんが、観察を重ねることでどうしてあの人は進行役が上手いのかわかってくるようになります。
話術を高める方法はこれ!
話術を高めるためには、話しが上手いと思う人の話を聞くことが大切です。間のとり方や話しかけ方をよく聞くようにしましょう。
そして、自分の中に取り込むようにするのです。しかし、ここで気を付けて欲しいのは自分の能力に合った話術を取り入れることです。
自分の声は低いのに声が高い人の話し方を真似たり、自分はまじめな人なのに明るく弾けた話し方をする人の真似をしては、聞いている方に違和感を与えます。
ラジオは声量や声質も大切です。ぜひ自分の能力に合った人を観察して、話術を磨くようにしてください。
まとめ
ラジオでパーソナリティになりたい方のために、司会力と話術を高める方法についてお話ししましたが、いかがだったでしょうか。
どれも難しいものではなく、普段から簡単に取り組めるものなのでぜひ今からでも実践してみてください。
また、ラジオで活躍されている方の話し方や進行の仕方は、その業界でなくても大変参考になります。
なのでラジオ業界で活躍したければ、普段からたくさんラジオパーソナリティの話を聞き、分析し、実践してみることが一番だと思います。