TBSテレビ“ソロ・ヴォーカリストコンテスト番組『Sing! Sing! Sing!』セカンドシーズン優勝者、
CUBE所属のアーティスト「中谷 優心 (なかたに ゆうしん)」さんに、narrow運営チームが独占インタビューさせていただきました!
デビューから今後の展望まで。ここでしか聞けないお話が盛りだくさん!narrowならではの独占インタビュー企画をお届けいたします。
「Sing! Sing! Sing!」の出演、中谷さんとCUBEの出会い
中谷さんがCUBEに所属された経緯を教えてください。
「Sing! Sing! Sing!」という番組で優勝して、お声がけをいただいたのがキッカケです。

「Sing! Sing! Sing!」のことは、何でお知りになったんですか?
僕は大阪出身なんですが、歌手を目指そうと思って、東京に出てきたときに、
ちょうどテレビで「Sing! Sing! Sing!」のファースト・シーズンが放送されていまして、
もうセカンド・シーズンの締め切りも終わっていたんですけど、
たまたまセカンドシーズンの追加募集がでて、受けてみようと思ったんです。
(実際に出場してみたら)こんなうまい人達がいるのか、という世界でした。
カラオケ上手い、とかそういうレベルじゃないな、と(笑)
緊張しましたか?
しました(笑)
最初は「どうせ落ちるやろ」と思って気楽だったんですが、
進むにつれて、逆に緊張してしまって、決勝戦まで残れて優勝できるかも、と思ったら、変に力が入ってしまいました(笑)
歌唱の経験が少ないとのことですが、昔から歌は歌われていたんですか?
歌自体は、よく歌いましたね。カラオケだったり、普段学校で歌っていたり。
普通に教室で、クラスメイトの前で歌っていました。ただ改めて「歌って」って言われると恥ずかしかったですね。
何気なく、というかサラッと歌っているのが好きでした。

学生時代は、ずっとテニスをやられていた、とのことですが?
そうですね。ずっとテニスをやっていて、テニスしかしていなかったです(笑)
小3からずっとなので、10年以上ですね。高校もテニスで入りましたし。
最初は、大学にもテニス推薦で行こう、と思っていたんですが、
(歌手を目指すことを決めて)願書を出す2日前に、
担任の先生に「大学には行きたくない」と伝えたんです。
そしたら先生に「アホか」と言われて(笑)
「まず最初に親を説得せい」と、言われました。
親御さんの反応は?
僕は、中学校くらいから、歌手になりたい、という気持ちは伝えていたんですが、
真面目に伝えるのは、そのときが初めてだったので、ビックリしていました。
親は、逆にそれを「(そういうことを)親が判断して良いのか分からない」と、
「夢をつぶして、安定した普通の道に進ませるのが良いのか、夢を追わせて応援するのが良いのか、親としてどっちが良いのかは判断できない。
自分で決めなさい」と言われたんです。
それで、大学には行かないことを決めました。
最初は親も不安がっていましたが、今はちょっと安心したんじゃないかと思います。
それで決断してから、すぐに「Sing! Sing! Sing!」に応募しました。
中谷さんの印象について、マネージャーの方にお聞きしました
中谷さんの第一印象は?
声が印象的で、佇まいも年齢より大人っぽいと思いました。
「Sing! Sing! Sing!」のときは、落ち着いていて、大人っぽく見えましたね。
すごい堂々と歌っていて、(本人は内心いっぱいいっぱいだったと言っていましたが)
そんな風には見えなかったです。
声が非常に印象的で、歌唱力もある。あと実力だけじゃなく、縁や運を持っている子なのかな、と思いました。
「Sing! Sing! Sing!」の決勝戦、視聴者投票で優勝して、2200人の頂点に立ったという、実力と、努力だけではない運の良さ、というか、
何か"持っている"子なのかな、と思ったところもありますね。
人物像が分かるエピソードがあれば、教えてください。
(中谷さんが)社内のコンベンションライブで歌唱する機会があったのですが、
そのとき、本人としては納得できるパフォーマンスが発揮できなかった。
そこで終わった後に、ライブを観に来ていたレコード会社のディレクターの方にアドバイスをいただいて、
その言葉がすごく胸にささったらしく、その日の夜は寝られなかったみたいです。
それくらい歌というものに対しては、プライドを持ってやっているんだな、と思いましたね。

(中谷さんに対して)そのときのアドバイスとは具体的にはどのような内容なんですか?
歌手として、仕事をやっていくなら、
練習で100%、本番で50%ではダメだと言われました。
本番でベスト(100%)を出さないと、出し続けないとダメだ、と。
そのときは、そこまで気にしなかったのですが、夜になったら、全然眠れなくなってしまって(笑)
それで、(その言葉を受けて)これは仕事なんだな、と
プロとしてやらないといけないんだな、と思うようになりました。
普段の練習について
歌手として苦労している点、気をつけている点は?
自分が歌いたいように歌って、ダメな点、直さないといけない点がでてくると、そこに意識がいって、
歌えなくなることが多いので、それが大変ですね。
たくさんのことを同時にやるのは難しいな、と思います。
歌手としての楽しみや醍醐味を教えてください?
やはり好きなことが仕事になるのは嬉しいですね。
壁にぶつかったときは辛いですが、そのぶんやりがいもあります。
歌い方やトレーニングのコツがあれば伝授してください。
自分が言える立場ではないと思いますが、人から褒められる部分を自分で頑張っていくのが良いんじゃないか、と。
(例えば声が良い人であれば、その声をどう魅力的に伝えられるか等)自分が長所と思う部分を伸ばしていくのが良いと思っています。
ライブについて

8月1日のワンマンライブが、初のライブになるんですか?
ワンマン、としては初ライブです。
(その前は)「Sing! Sing! Sing!」のトップ8のライブがありまして、
一人2曲とかで歌いました。
ただこんな大っきいライブは初めてです。
ライブに向けて備えなくてはいけないことも色々あります。
今は良いライブになるようにリハーサルを重ねています。
ライブに際しての、ご心境は?
8月1日がライブだと聞いたときは、ビックリして、えらい誕生日プレゼントが来たな、と思いました(笑)
今は、がんばらな、という思いで、頭がいっぱいです。
初ライブで、お客さんも僕のライブを観るのは初めてなので、少しでも良いと思ってもらえるように頑張りたいです。
今後について

今の目標は?
このまま行きたいという欲もありますし、
這い上がりたいという気持ちもあります。
同じ事務所で、「いきものがかり」さんという、偉大な先輩方がいるので、
遠すぎる目標ではあるんですが、追いつきたい、という思いがあります。
地元の友人に、同じ事務所にいきものがかりさんがいる、ということを言ったとき、
すごい!と言われるのが、嬉しい半面、いつまでもそれだと、恥ずかしいな、と(笑)
3年後、とは言いませんが、CUBEの所属者として、中谷優心という名前を、なんか聞いたことがあるな、くらいまでは持っていきたいです。
今後の活動のご予定は?
色んな人に聞いていただける機会を多くしていきたいので、
とにかくライブをやっていきたい、と思っています。
最後に、中谷さんから歌手を目指している方へのメッセージをお願いします。
僕もまだ全然なのですが、僕の場合は、テニスのときも、歌のときも
頑張ったらいける、と日々自分に言い聞かしていました。
なので、どんなときもネガティブにならず、むりやりでも良いのでポジティブになったほうが、
結果も良い方向に行くと思います。

インタビュー協力: 中谷 優心 (なかたに ゆうしん)
幼い頃からテニスに打ち込んできたが、スランプのときに励まされた歌の素晴らしさに心を動かされ、歌手を志す。テニスでの大学推薦を辞退し歌手への夢を追いかけはじめたばかり。音楽に関しては初心者同然という異色の経歴を持つ。
TBSテレビ“ソロ・ヴォーカリストコンテスト番組『Sing! Sing! Sing!』”2ndシーズンで日本を代表する音楽家たちの厳しい審査を勝ち抜き、決勝戦ではプロによる審査ではなく、視聴者による投票の結果、2ndシーズンエントリー2,200人の頂点、グランプリに輝く。
中谷優心HP http://www.cubeinc.co.jp/members/prf/066.html
中谷優心オフィシャルFacebookページ https://www.facebook.com/kindheartyou
中谷優心オフィシャルTwitter https://twitter.com/kindheartyou
TBSテレビ「Sing!Sing!Sing!」HP http://www.tbs.co.jp/singsingsing/
TBSテレビ「Sing!Sing!Sing!」オフィシャルYou Tubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/TBSsingx3

取材協力: キューブ
新たな才能との出会いを生み出し、次世代のスターを発掘していきます。
キューブでは、藤木直人を筆頭に、中越典子、生瀬勝久、古田新太など、ジャンルを問わず幅広く活躍する俳優が多数所属しています。ミュージシャンではいきものがかりと、俳優だけにとどまらず第一線で活躍するアーティストも輩出しています。
また、マネージメントの他に、音楽、演劇、TVの企画・制作・宣伝などの業務を展開しており、2011年には渋谷に新劇場「CBGKシブゲキ!!」をオープンするなど、新たなエンターテイメントの可能性に常に挑戦し続けています。