小さな頃見ていたアニメの声が、ふとした時にTVから聞こえて当時を思い出すといったことが、誰でも一度はあるでしょう。
私たちの身近なところに声優はいました。今では声優さんがライブをしたり、トークショーを開いたりと、声優という枠を超え、いろいろなお仕事をしています。
誰もが綺麗な声・かっこいい声には憧れますし、魅力的ですよね。そんな声優になるためのオーディションでのコツをご紹介します。
声優のこれからの可能性は
まず、オーディションの紹介の前に、声優の事について少し勉強しましょう。
声優には年齢制限などはありません。求められる年代ごとに仕事があります。10代~80代まで幅広く活躍できる職業です。
また、年収もかなり幅があり、誰もが知っている有名な声優さんになると年収1億以上だそうです。夢が広がりますね。
声優は学歴や卒業校の偏差値などで働く場所ではありません。いわゆる「芸能」ジャンルになりますので、オーディションを受け、声優の養成所に入ったり事務所に所属したり、いきなり仕事が始まったりとさまざまです。
声優オーディション 書類審査編
次はオーディションについてのご紹介です。
まずはどこで探すか?一番早いのはネットでの検索ですが、声優専門雑誌には「声優グランプリ」というオーディションの掲載があり、いわば声優登竜門みたいなものになります。
ネットだけの情報ではなく、専門雑誌やオーディション雑誌などもチェックしましょう。
また、多くのオーディションは最初は書類審査になります。「声」の仕事ですが、最初の通過は「声」で判断ではありません。書類審査を通過するには、相手の気を引ける文章を書くことです。どれだけ声優に情熱を持っているかをアピールしてください。また、自分のおもしろい特技や趣味を書くのもいいですね。とにかく、書類を見た審査員に興味を持ってもらう、会って詳しく話を聞いてみたいと思わせることが大事になってきます。
声優オーディション 面接・実技編
書類審査を通過したら、次は面接・実技となります。
面接日時・場所がわかったら、ひとまず下調べをしましょう。当たり前のことですが、遅刻は厳禁です。どんなに素晴らしい声の持ち主でも、一般常識がない人が受かることはありません。
また、服装も考えましょう。リクルートスーツまではいきませんが、髪がボサボサ・ヨレヨレの服装などはやめましょう。「声」のお仕事ではありますが、仕事するからには人間関係を良好にするべきです。
面接はほとんどが集団面接になると思います。その際、自分より先に面接をする人の技を盗みましょう。そのまま盗んでは意味がありません。マネをするというよりは、いいところを盗むのもコツです。
見事合格したら、その後は?
その場での合否発表の場合と、後日郵送で送られてくる場合があります。
見事合格した際は、その後の流れを担当の方が教えてくれるはずです。ここからが「声優」としてのスタートになります。
また、不合格だとしても、すぐに諦めないでください。最初から緊張することなく、うまくやれる人はそうそういません。
今活躍している方たちも、何度もオーディションを受けて勝ち取った人たちがほとんどです。
何度もオーディションを受け、オーディションという空気に「場馴れ」してください。リラックスした状態でオーディションを受けることができれば合格は近いです。
声優さんは、「声」という魅力を十分に活かした仕事です。自分の好きなキャラクターの声を聞くと、誰もがワクワクします。そう、声優は人をワクワクさせられる仕事なのです。
そんな魅力的な声優にあなたがなり、活躍する日を楽しみにしています。