• 2017年04月30日

やはり夫婦トラブルの代表格はこれ!?「浮気」のトラブルについて弁護士に聞いてみた!

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昨年の秋に放送された「黒い十人の女」。バカリズムさんが脚本を担当されており、笑いありドキドキありの大人が楽しめるドラマ作品です。

こちらの作品、9人の愛人を持つ一人の男を中心とした物語なのですが、愛人たちのクセが強く、なかなか先の読めない展開に毎回ドキドキでした・・・と、今回はドラマの内容というよりも、その根幹にあるテーマ「浮気」「不倫」について、真面目に考えてみようと思います。今回「浮気トラブル」について教えて頂いたのは、アディーレ法律事務所の鳴海裕子先生です。










もっとも、無理やり襲った等ということがなければ、刑事的な責任を負わされるものではありません。





裁判上の相場ですが、不倫により婚姻関係が破綻した場合には100万円から300万円くらいと言われています。もちろん、あくまで相場ですので、100万円以下になる場合もあれば300万円以上のケースもあります。婚姻関係が破綻しなかった場合は数十万円程度と言われています。





逆に、浮気がばれてしまった場合は、すぐに浮気を解消しましょう。誠心誠意の謝罪をすることで、大事にならず、慰謝料請求事件に発展しない場合があります。それでも慰謝料を請求されてしまった場合は、やむを得ず不倫に至った事情について説明するしかありません。

なお、素直に謝れない場合は、どのような証拠を把握されているかを確認することが大事です。把握されている証拠を前提に認否を行うことになります。訴訟では、不貞の立証は請求者側にありますので、請求されている側が証拠の開示を求めることも問題ありません。



また、相手の浮気を見つけたら、とにかく証拠を掴み確保する事。自分にそんな状況が訪れた際、冷静でいられる保証はどこにもありません。きちんと覚えておきましょう。そして、自身の浮気がバレてしまったら・・・誠心誠意謝罪する事。こちらも覚えておきましょう。

とにもかくにも、一度は幸せにすると誓った相手を傷つけるような行為は慎みましょう。