ボイストレーニングなどのレッスンを重ねて、歌唱力には自信がある。
でも、なかなかオーディションに受からない……
そんな悩みを抱えている歌手・ボーカル志望の人は多いのではないでしょうか。
歌手・ボーカルオーディションに合格するための「3のコツ」をお教えします。
その1 デモテープでは「歌い出し」で勝負!
歌のオーディションの最初の関門がデモテープ審査。
ここを通過しなければ、歌手オーディションのスタートラインにも立てません。
そんなデモテープ審査通過のために重要になってくるのは「歌い出し」です。
歌のオーディションでは全国の歌手志望者からデモテープが送られてきます。審査員がデモテープを終わりまで聴くことは時間的に不可能。
そうなると、歌い出しにすべてがかかってきます。
歌い出しで興味を持ってもらえなければそこで終わりですし、
逆に、歌い出しで何かしら気になるポイントがあれば、そのまま全体を聴いてもらえる可能性が高いです。
デモテープ作成の際、次のことを意識してデモテープを作成しましょう。
・歌い出しであなたの声の魅力が発揮できる選曲
・歌い出しであなたの魅力を印象づける歌い方をするなどしてデモテープを作成しましょう。
また、どういった歌い出しの曲が自分の声に合うかは、意外と自分ではわからないケースもあります。
デモテープで使う曲のパターンをいくつか用意し、どの曲の時に通りやすいかなど、傾向をつかむようにしておくといいと思います。
その2 誰かのまねをした歌い方はNG!
歌手・アーティストを目指している人なら、大抵憧れの歌手がいるでしょう。その人のような歌手になることを目標に、歌手オーディションに挑戦する人も多いはず。
歌手オーディションでよく見かけるのが、憧れの歌手の歌い方や声をマネた「物まね」のような歌い方。歌っている本人は気持ちいいのでしょうが、唯一無二の個性を探している審査員からしてみると、あなたの個性を潰した歌い方は審査対象外です。
目標の歌手を持つことはとても大切ですが、歌手オーディションの現場ではあなたの個性で勝負することをオススメします。
その3 とにかく「人としての魅力」を磨く
歌にはその人の人生経験や人となりがにじみ出てきます。
多くの事に傷つき、苦労を重ねた人の歌声は、自然と人の心を揺さぶります。
歌のオーディション現場では、歌が上手くて当たり前、容姿がキレイで当たり前。審査員が一番見ているのは、歌の上手さや容姿ではなく、声からにじみでてくる豊かな人間性なのです。
歌の技術や容姿は後からなんとでもできますが、付け焼き刃に人間性を豊かにすることは難しいです。
もし、歌が抜群に上手いのに歌手オーディションに受からないのだとしたら、おそらくあなたの歌は、あなたの人間的魅力を表現できていないのです。
豊かな人間性を育み、それを歌で表現できるようになってください。歌のオーディションの現場で、審査員のあなたを見る目が変わります。
まとめ
あなたはどういうシーンで活躍する歌手・アーティストになりたいですか?テレビ?舞台?ライブハウス?
今回ご紹介した3つのコツはどんな歌のオーディションでも活用できます。
ぜひ3つともマスターして、幅広く活躍する歌手・アーティストになってくださいね!
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